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読むラジオ📻これからの時代は「背中を押す人」が大事だよね、とかの話。

このnoteは、Soft.Guest houseが毎週土曜日の朝にFacebookLIVEでお送りするラジオの一部を書き起こしたものです。共同代表の大塚誠也日置ノリオがゆるーくお喋りする様子をお楽しみください。

大塚誠也(以下、誠):ここ数年って言うのは、一年離れただけで相当な違いが生まれてると思ってて。5個下の人とか話した時に、アルバイトじゃなくてインターンでお金稼いでたりとか。昨日話した子とか、高校生からPythonっていうプログラミング言語習ってたりとか、そういう次元なんですよ。考えられないですよね。学校の先生に聞いて教わったっていうんですよ。先生がそれを教えられるってスゴイことだし、あとはネットでなんでも調べて勉強できる。今プログラミングも義務教育に入ってるし。

日置ノリオ(以下、日):今の学校の先生ってスゴイよね、ほんとに。

誠:『ライフピボット』って本を読んでたんですけど、その途中でも教員が知識を教えるというより学習のファシリテーションをする、生徒が主体的に動いていくことをサポートするようになるって言っていて、そうだなーと思いますよね。その辺りもめちゃめちゃ変わってきているし、先生は時代の変化を捉えて働いている。

日:うんうん。

誠:それを見ている生徒たちっていうのは、感じ方も変わってきてアップデートされていくと思うんですよ。先生のファシリテーションを見ていて、人と人をつないで新しい仕事みたいなものが生まれるとか、そういうこと高校生からもうしている可能性もありますよね。

日:色んなことがわかっちゃうだろうね、そういう教育が下地にある上で大人を見ると。言ってくれた通り、ググれば何でも情報にアクセスできるし。でもさ、「調べ方」とか、「調べたいと思う気持ち」ってなかなか教えられないじゃない。これって教育現場だけじゃなくて大人もそうだと思うけど、そういう意欲・モチベーションをどう育てていくかってことが必要になってくるよね。

誠:あー、確かに。

日:例えば、インドにバックパッカーで行こうと思ったらいくらでもネットで体験記も出てくるし、「ここは危ない、こうした方がいい」っていう情報もわかるし。でもまず「インドへバックパックしたい」と思わなくちゃいけないし、検索するにしても、「誰々さんのお店のこのカレーが美味しい」みたいなディープな情報とかって、結局「人」に辿り着かないと得られないわけじゃない。そういう情報にアクセスできる人、そもそも旅に出たいと思える人になれるかどうか、というのがこれからの時代じゃないかな。

誠:モチベ職人と、ネットには載ってないローカル情報にアクセスする手がかりを与えてくれる人は大事ですよね。俺、モチベーションについては最近めっちゃ考えてて、人工知能と人工生命の話ってしましたっけ?

日:AIとALifeの違いってやつだっけ?

誠:そうそう。色んな定義や論争があるんですけどそのうちの一つとして、AIっていうのは知識の集合なんで自分で学ぼうとはしない。でもALifeっていうのは自分でモチベーションを作り出すことができるっていうのが決定的な違いとして挙がっていて。だから学校で知識を学ぶだけだとAIに近くて、自分で学習意欲を高めることができれば、人工生命という、創り出すのが難しい方に寄れる。創り出すことが難しいということは貴重な人になれるということだと思うので、結構このモチベをアップさせるというのは大事。

日:確かに、そういうことだね。

誠:あと最近コーチングとかもよく聞くけど、結局これモチベアップ係だと思うんですよね。引き出すのももちろん大事なんですけど、あと一歩の背中を押してあげる役割の人とか、これからもっと増えてくるんじゃないかと思うんですよね。

日:うんうん。

誠:よくどこどこに引っ越したいっていう時に移住相談ってあるじゃないですか。それってもう「確認」だと思うんですよね。ここに住んでこういう暮らしをしたいって、もうほぼほぼ決まってるんですよ。でもほんとに大丈夫かな?っていう不安がやっぱりあって。で、思ったのは、移住相談じゃなくて「移動相談」っていうのをはじめて見ようかなと思って。家を持たずに暮らしていくとか、実際やってる人ってあんまり多くなくてお互い横で繋がってるだけなんですけど、全然できるんですよ余裕で。そういう相談に乗りたくって、それはもう背中を押す係だと思ってるんですけど。

日:いいね、面白そう。「移住相談会」じゃなくて「移動相談会」やろうよ。俺の悪いクセでちょいダサに走ろうとしてるけど笑

誠:我々Soft. Guest houseはちょいダサでいきたいですね。スキを見せていきましょう。

日:何年前の自治体さん案件だよ、っていうレトロなポスターつくって、のぼりとか立てちゃおう。

誠:身軽に移動するって言ってんのにのぼりはやばい。

日:のぼりと、自治体名が書かれた背もたれカバーね。これ、移住相談会やるときにはデフォルトだから。……あんまり言うとどこかから怒られそうだな。

誠:やばいですよ、日置さんの仕事に関わる笑 ディスってるわけじゃなくて、あるあるを言ってるだけってことですよね。

日:そう、あるあるです。あるあるはなんであるあるかっていうと、やっぱりある種の真理を捉えているからあるあるなんだと思うんだよね。

誠:なるほど。なんか急にそれっぽいこと言い出したぞ。

日:それっぽいこと言ってカバーしようとしてます。やっぱりあるあるって多くの人が色んなことを試して結果そこに落ち着いているってことだから、ちゃんと物事の芯を食っているからそれが残っていると思うんですよ。だから、流行っているモノにはそれなりの真理がちゃんとあるってことだと思っていて。つまり何が言いたいかと言うとMr.Childrenは偉大だと言うことですよ。

誠:……何を言っているんだこの人?

日:あんまり聞かないようなインディーズバンドや洋楽を聞いてる旅人もカッコいいけどさ、やっぱりMr.Childrenには真理があるんですよ。

誠:なるほど。いま聞いてくれてる人が何を言ってんだって急に減らないか心配ですけれども。

日:いやいや、結構同意してくれてる人いますよ。


※毎週土曜日朝8:15〜FacebookLIVEで放送中。よければフォローしてみてください!イベントも多数開催しています。


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