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プレイのひとつひとつに人生が乗っかっている

7月15日 土曜日 曇り

「おとうさんおかあさん、もう外明るいよ。もう起きようよ」という息子の声で目覚める。7時。土曜日だから本当ならもう少し寝たいところだが一緒に起きる。

今日は息子のパンツデビュー日。パンツを買いに近所に新しくできた西松屋へいく。しかも息子が自分で自転車に乗っていくという。

今年2月の誕生日に買ってあげた補助輪付きの自転車。マンションの駐車場で練習すること5ヶ月。最初は漕ぐことができず、辞めてしまうこともあったが、妻が保育園から帰ったあとに少しずつ練習を続けさせていた。

そして今日が路上デビュー。いわば仮免だ。

先に自転車に乗る息子を妻がリードし、わたしは周囲を警戒しながら後方からついていく。まるでSPだ。

西松屋まで800mの道のりを何度も止まったり、よそ見したり、疲れたと諦めたりしたが、無事に到着。
大袈裟に褒めたら、息子も喜びを爆発させていた。伝えて良かった。


SPからの目線

昼からは家族で渋谷に出かける。
7th floorで夢見る港のレコ発パーティー。

会場の一角に子連れで来ていたマサキング一家を見つけて、寄っていくとありがたいことに席を譲ってもらえて、子連れ同士は一緒に見ることができた。譲ってくれたみんみん、あやこさん、ありがとう。

マサキングのムスメちゃんことプリンセスに会うのは2回目。人見知りは一切なくずっとニコニコしてる。かわいい。

うちのボーイは、勢いに負けることがある。

保育園へ行くと玄関でたまたまお友だちと一緒になるときがある。(うちの子は女の子に人気があるようです)
「◯◯くん、おはよー!」「いっしょにはしろー!」「いっしょにカメさん見ようよ」などとお友だちがテンション高く寄ってきても、無言になって、一緒に遊ぼうとせずツンとしている。

これはぼくの想像だけど、たぶん「自分から行きたかったのに来られたからペース崩された」けどまだ幼いので気持ちの整理がつかなくて黙ってる、不快っていうような事じゃないだろうか。

息子を育てていると、自分の幼少期の感覚や記憶がフラッシュバックする。おとうさんもそんなことあったよ、って階段登りながら伝える。


プリンセスに会った時も、がんがんはしゃいでるのを見て息子は萎縮したようだ。時間が経てば解決するので問題なし。ゆっくり強くなれ、ソフボーイ。


夢見る港

夢見る港のライブ良かった。
アルバムを作ったりレコ発をやったりするまでの活動のやることリストはとんでもない数があると思う。
ぼくと同世代のメンバーだったら、生活のやることリストも重なり、なおさら。

プレイのひとつひとつに人生が乗っかっている。

ライブ後、妻と子供は帰って、ぼくだけ打ち上げに参加。コロナもあってライブ後の打ち上げは珍しいものになった。

今日は昼ライブだったこともあり、ゆっくり話せて楽しかった。笑ったなー。ぼくはコミュニケーションに飢えているみたいだなと再確認。


夜は西荻窪Terraに移動して、双六亭と5mmのツーマンライブ。

双六亭は1年ぶりに観た。見本のようなロックトリオ。

あらぶる双六亭

ソフテロが去年ライブ活動を再開する際に最初にご一緒したのが双六亭で、メンバー4人みんなで打ちのめされた。
でもその反動でめっちゃ練習した。あの対バンがなかったら、4人で続けられなかったと思う。

初めて観る5mmが大変素晴らしかった。

Twitterで相互フォローしてるねこっぱちさんという方がいる。

ねこっぱちさんのツイートはいつもとてもシンプル。自分の参加してるバンドがとにかくすごいのでみんなに見て欲しいと。バンドの告知という感じはなくて、好きが滲み出ている感じだった。


そのバンドが5mm。


えげつない5mm

ねこっぱちさん自身はおっとりしていて、おれがおれがするタイプではないのに。(女性です)
この純粋な気持ちはどこからくるんだろう。

時々ツイートされるリハーサルやライブの切り取り動画はたしかにカッコよかった。

そして、ねこっぱちさんが双六亭にハマり、今回のツーマンライブが決まり今日に至る。

5mmはギター、ベース、ドラム、鍵盤の4人組。
ソフテロと同じ編成だが、もしメンバーで見ていたら打ちのめされていたと思う。目の前でなにが起こっているのか整理がつかなかった。

ねこっぱちさんのツイートは本当だった。

個人的にドラマーの根本久子さんの演奏に惚れてしまった。気持ちのドラム!発散!という感じ。
いつかなっちゃんとも観に来たいな。

今日は良いライブが見れて感謝です。

7th floorで立ち話で、マサキング、みんみんと次のライブの件も話せたし、動き出す準備だ。


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