【風上でパッシング!】_2023/7/1-2振り返り
ソフテニ道場、武田です!
今日も振り返り書いていきます☆
先日のスクールは土日とも風が結構強かったので、風の中での戦い方について色々と説明をしました!
振り返り記事でも、風の中での考え方を重点的に書いて行きます!
パッシングについては以前にも解説している記事がいくつかあるので、それのリンクも載せておきますね!
〈余談〉
先日で一通り中体連のブロック大会が終了したのではないかと思います!
札幌市内、市外からたくさんの結果報告を頂いております!
各地区、管内で良い成績を収められて、全市・全道大会への出場も決まった皆さんおめでとうございます☆
この先も1勝でも多くできるよう頑張りましょうね!
また、今回思うように結果を出せなかった皆さんは後悔がないように試合ができましたか?
一人ひとりがしっかり実力を出し切ってくれていれば良いなと思います。
中体連なので緊張やプレッシャーで力を出しきれなかった人もいるかもしれませんが、それはそれでしっかり自分の学びにしてほしいです。
今後の人生でスポーツ以外でも緊張する場面と出食わすことはあると思いますが、その時に、自分は緊張して本領を発揮できなくなりやすいタイプだから事前にしっかり準備して万全の体制で挑もう!となってほしいです。
それがスポーツを通じた学びであり、スポーツから学ぶことは勝負の楽しさ悔しさや、競技の専門スキル以外にもたくさんあります。
自分もソフトテニスを通じて色んな経験をしたり、たくさんの仲間と出会うことができました!
ぜひソフトテニスを通じて得た経験や学びを、日常の生活にも活かせるようにしてください☆
〈お知らせ〉
本題に入る前にお知らせをさせてください!
先週の記事でもお知らせしましたが、ソフテニ道場クラブの無料体験会を開催します!
今年はまだクラブチームの大会参入が実現されていませんが、指導者界隈でも「◯◯さんが来年からクラブチームを作る。」という話をちらほら聞いております!
そういった人たちが頑張ってソフトテニスを盛り上げようとしている中で、先陣を切ったソフテニ道場クラブが盛り上げきれていなかったら話にならないなと思い、色々と動いてみようと思ってます。
小学生、中学生であれば基本的に参加は誰でもOKです☆
記事を見てくれた人はぜひ拡散して、友達などを誘ってきてほしいなと思います!
無料体験会の実施状況次第で、今後のクラブチームの活動をどうして行くか色々検討していくつもりです。
たくさんの人に来てもらえたらと思ってます!
それでは本題に入りましょう!
パッシングのコツは過去記事をチェック!
まずはパッシングの技術解説からですが、これは過去の記事を参考にしてもらえれば良いと思いますので、過去記事のリンクを貼っておきます!
この記事の中でも、今回はパッシングを打つ側の解説になるので、重要なのは後衛のポイント①と②ですね!
よく読んで理解してください!
風上は要注意!
話が一旦飛びますが、風の中でのテニスについて解説します!
皆さんは風のある日の試合は得意?不得意?
みんな大体、苦手ですよね。
自信を持って得意だと言っている人とはあまり出会ったことがないです!
当然、武田も中学・高校の頃は風の中のテニスが苦手でした。
大学生の頃だったかな?
風の中でのテニスをしっかり教わって世界が変わったのを覚えています。笑
では風の中のテニスの何が難しいのか?という話ですが、皆さんが苦手なのはだいたい風上(追い風側)じゃないでしょうか。
風下(向かい風側)のときは何となくみんな適応できるんです。
難しいのは風上なんですね。
何となく風上はボールが飛んでいってしまうから「弱めに打とう」「テイクバックを小さくしよう」と考えている人がほとんどだと思います。
しかし、風上を制するにはこの程度の考えでは不可能です。
風上のテニスを掘り下げて、整理してみましょう!
風上におけるボールの変化と対応
では風上についてしっかり整理してみましょう!
まず自分が打つボールは風上ではどうなるか?
上記にもあるように「遠くまで飛んでいく」ですよね。
なぜか?
ボールが風に煽られるからです。
風に乗ったボールが遠くまで飛んでしまうということですよね。
では、相手が打ってきたボールはどうなるか?
相手のボールは風に押されているので「球が失速して短くなりやすい」ですよね。
単純にボールが風に押されて勢いが殺されているんです。
ここまではちょっと考えれば分かりますよね!
ここからが大切です。
自分が風上でボールを打つときは、直線的なボールが良い?山なりなボールが良い?
答えは「直線的なボール」です。
さっきの風に煽られるという話を思い出してほしいのですが、直線的なボールと山なりなボールのどちらが滞空時間が長いのかを考えてみてください。
滞空時間が長い方が風に煽られる時間が長くなります。
ロブとシュートで考えてみれば分かりますが、ロブのような山なりなボールの方が滞空時間長いですよね。
つまり山なりなボールの方が風に煽られて遠くに飛んでいってしまうんです。
ということで、まず風上でロブをコントロールするのは難しいので、基本は風上でロブは打たないようにすると良いでしょう。
たくさん練習をして自信があるなら良いですが、それでも風の状態が練習したときと同じような状態である可能性は低いので、やはり積極的にロブは使うべきではないと思ってます。
そしてもう一つ重要なこと!
ロブを打たないのだとして、じゃあシュートを打った方が良いということになるわけですが、
打点が高いシュートと、打点が低いシュートのどちらが良いでしょう?
もう何となく分かると思いますが、打点が低いシュートではボールが一度ネットより上の高さまで上がって、コートの中に収まるために落ちる必要があります。
つまり軌道は山なりなんです。
思い出してください。山なりなボールは風上ではNGでした。
ということは、打点が高い方がネットの高さまで持ち上がる必要がないから直線的なボールを打てるということになりますね!
しかし注意点があります。
繰り返しになりますが、風上では相手が打ってきたボールが短くなりやすいです。
短くなった相手のボールを高い打点で打つためには、ベースライン周辺でボールを待っていてもダメで、自分から前に詰めてコートの中で打つ意識が重要になります。
相手が打ってきた速いボールに詰めていく中で打点を合わせるのは難しいですが、これはできるようにならないと風上では勝てません!
結論は「風上では、前に詰めて打点を上げ、直線的なボールを打つべし!」です。
パッシングを打つ時も同様に必ず前に詰めて、高い打点で打つことを心がけましょう!
なぜ風上でパッシング?
ではなぜ風上で打つパッシングを取り上げたのかというお話になりますが、これも非常に答えがシンプルで、「ラリーをするメリットがない」と「風下の前衛はボレーが難しい」からです。
先ほどの文章の通り、風上ではロブはほぼNGです。つまり繋ぎのボールが制限されています。
シュートしか手札がない中でラリーを続けて相手のミスを待つプレイに勝機があまりありません。
それに加えて、風上で打ったボールは風に乗ってよく分からない軌道を描いたり、急激に加速することもあります。
そんなボール前衛はボレーにしにくいに決まってます。
この2つの理由を考えたら、早いタイミングでパッシング持っていった方がポイント取れそうじゃない?となるわけです。
そこでスクールでは、サーブを打ってレシーブが返ってきたタイミングでパッシングを打つ練習をしましたね。
風上はそれくらい単発な試合運びでいいと思います。
ラリーを続けようとする方が博打行為です。
風上ほど積極的な攻めが求められてくるということですね。
アウトを恐れてテイクバックを小さくしているなんてもってのほかです。
しっかりラケット引いて、高い打点でガンガン攻めていきましょう!!
それでは今日はここまでです☆
あまり風のことをまとめた記事がなかったので、長くなってしまいましたが、永久保存版の記事ですのでよく読んでくださいね!
では、また次回の記事で☆
☆☆☆ソフテニ道場について☆☆☆
北海道札幌市を拠点にソフトテニスの練習や身体のトレーニングを通じて子ども達の成長をサポートしています!
札幌で初の中学ソフトテニスクラブチームを立ち上げました!
現在、クラブ生大募集中です!
公式ホームページ:https://softeni-dojo.jimdofree.com/
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