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【セカンドレシーブ~長短の付け方~】_2022/4/30振り返り

こんにちは!ソフテニ道場の武田です!
ご拝見いただきありがとうございます!

今回は前回に引き続きセカンドレシーブについて書きます!
スクールの時にソフテニ道場日誌の振り返りを見ていても、レシーブのことを書いている人が多かったので、やはり難しい技術なんだということが再確認できました!

みんな難しいと思っている部分をたくさん練習して得意になれたら絶対有利ですよね!
色んなアドバイスを受けたり、noteの振り返り記事をよく読んで上手になりましょう(^^)

今回の解説は、セカンドレシーブでネットしたり、アウトしてしまう…という悩みを解決する一つの引き出しになれればよいかと思います!
セカンドレシーブでミスしてしまう理由に、ボールの長短をつけるコツが分からない。というのが一つあると思ってます。
なんとなく深いボールを狙おうとしてアウトしてしまったり、アウトしたくないから低いボールを打とうとしてネットしたり…ミスしてしまう時は悪循環が起こりますよね。

ボールの長短をつける方法はネットからの高さだけではありません。
それをお伝えしていこうと思います!


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それでは本題に行きましょう!

皆さんはセカンドレシーブを打つ時、ミスをしないためにどんなことを意識して打っていますか?

・テイクバックを小さくコンパクトにする
・力を入れない
・打点を下げない

などがよく聞くアドバイスですね!
実際に自分も中高生の頃はこう教わりました。

でも時々、「テイクバック小さくしてもボール飛んでいくし、攻めたいのに速いボール打てないよなぁ」「強く打ちたいときほど力を抜く!という話と矛盾していないか?」「緊張した場面でコンパクトに振ることを意識しすぎてラケット振れなくなってしまった泣」など思うことがありました。

そこでひらめいたのがこれから説明するポイントです!

「ボールが飛ぶ」ということはどういうことか?

そもそもボールを打つ動作をする時に、ラケットとボールの間にはどんな力が生まれているのでしょう?

よくストリングス(ガット)を緩く張るとボールが飛んでいく、硬く張るとボールが飛ばない、と言います。
これ、なんでか分かります?

ガットを硬く張るとテイクバックがコンパクトになるのでしょうか?
そんなことはないですね。

ではもう一つ。柔らかいラケットを使うとボールが飛ぶ、硬いラケットを使うとボールが飛ばない、といいます。
硬いラケットを使うと筋力が落ちるのでしょうか?
絶対そんなことはないですよね。

柔らかいラケット、緩いガットに共通して言えるのは、「ラケットとボールの接触時間が長い」ことで、言い換えると「インパクトの瞬間にラケットがボールを運んでいる時間が長い」ということです。

ラケットが柔らかいとラケット自体がしなるので、インパクトでボールが当たってからヘッドが回るまでボールを掴んでいるので接触時間が長くなります!
ガットが柔らかいとラケットの面がトランポリンのようなものなので、人が跳ねるとトランポリンが沈むようにラケット面でボールが沈むことになり結果として接触時間が長くなります。

イメージでいいので考えてほしいのですが、ボールを運んでいる時間が短いときと、運んでいる時間が長いときで、どちらがボールを遠くまで飛ばせると思いますか?
イメージ通り、長くボールを運んでいる方が遠くまで飛ばせると思います!

つまり、ボールを遠くまで運びたいときは接触時間を長く、遠くまで運びたくないときは接触時間を短くするのがポイントです!

道具を変える以外に接触時間を調整するには?

では、ラケットやガットを変えないとボールの長短を調整できないのかと言われると、そういうわけではありません。
技術でラケットとボールの接触時間を調整することはできます。
今回は特にセカンドレシーブですので、接触時間を短くしてボールをあまり飛ばさないことにフォーカスしましょう!

接触時間を短くするポイントは2つ!

・ラケットをしならせないようにグリップを強く握る
・インパクトの瞬間に面の動きを止めてボールを運ばないようにする

残念ながらガットの硬さはやはり技術では調整できませんが、この2つを活用できるとレシーブだけでなく、他の技術もかなり幅が広がると思います!

①ラケットをしならせないようにグリップを強く握る

ここでクイズです!
ラケットとフライパン、どっちで打つとボールを遠くまで飛ばせるでしょうか??

(チクタクチクタク…)

答えは、そう!ラケットです!
なぜフライパンはボールが飛ばないかというと、しならないから。
しなることでボールとの接触時間が増えるので、しならないフライパンではボールは飛ばせません。

そしてグリップを強く握るとラケットのしなりは軽減されます
これは何となくイメージできますよね。
手首ぷらんぷらんでラケットをムチのように扱うとしなりそうじゃないですか。
手に力を入れると逆の現象が起こるので、しなりが軽減して接触時間が短くなりボールがあまり飛ばなくなります。

セカンドレシーブで力を入れないように打つと、よくラケットをしならせることになるので逆にボールがコートに収まらなくなります!

②インパクトの瞬間に面の動きを止めてボールを運ばないようにする

接触時間を短くする方法はもうひとつ!
ラケットがボールを運ぶ時間を削るためにあえてラケットを振り切らないで止めてしまいます!

スクールのお手本では、あえてセカンドレシーブのときインパクトで面を止めてネットを超えてすぐに落ちるボールを見せました。
これは実践向きではありませんが、感覚を理解するためには練習でやるのはとてもオススメです。

面を止めることでラケットがボールを運ぶことなく、ラケットからボールがすぐに離れていきます
こうすることでボールの飛距離を減らすことができるので短いボールを狙って打てることになります!

この2つを踏まえると、逆にボールを遠くに飛ばしたいときには、手の力を抜いてラケットにしなりを出し、ボールを遠くまで飛ばすためにしっかりと振り切ることが大切だと言えます!

お手本動画

武田コーチと後藤選手が後衛サイド、前衛サイドそれぞれでレシーブを打ちます!
後衛サイドは、4番7番の間(ラケット止める)→4番7番の間(ラケット止めない)→4番→1番を狙って、前衛サイドでは6番9番の間(ラケット止める)→6番9番の間(ラケット止めない)→6番→3番を狙って、2球交代で2セットずつ打ちます。

さて、2人の力の入れ具合や振り切り具合はいかがだったでしょう?
おまけですが、引っ張りを打つ時はボールの外側、流しを打つ時はボールの内側を叩くように打っているかも見てみてください!
これはまた別の機会で解説しましょう☆

さてさて、今回は少し小難しい話になってしましましたが、この感覚はセカンドレシーブ以外でも色んな技術で使えると思うので、よーーーく理解してください!
どうしても理解できなかったら直接質問したり、ソフテニ道場日誌に分からないことを書いて教えてください。

それでは今回はこのへんで!

☆☆☆ソフテニ道場について☆☆☆

北海道札幌市を拠点にソフトテニスの練習や身体のトレーニングを通じて子ども達の成長をサポートしています!
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