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【ストレートパッシング】_2022/3/26振り返り
ソフテニ道場の武田です!
本日もスクールの振り返りやっていきたいと思います!
パッシングと聞いて何のことか皆さんピンと来ますか?
後衛が打つショットの一つで、前衛が守らなくてはいけないサイドを空けているなーと思ったら、あえてそっちに打ってポイントを取りに行くショットになります。
これはソフトテニスの雁行陣の醍醐味である後衛と前衛のかけ引きの要素が詰まっており、後衛のポイントにもなり得るし、前衛のポイントにもなり得る非常に奥が深いので、ぜひ皆さんマスターしてください🙌
解説は後衛と前衛に分けて書いていきますが、後衛の人は前衛の解説も、前衛の人は後衛の解説もよく読むことをオススメします🔥
後衛のポイント①相手前衛のポジション・動きを把握する
まずは後衛から!
ズバリ、相手前衛のポジションや動きを把握して、自分の打つべきコースを判断することが超重要!
クロス展開・逆クロス展開からストレートパッシングを打つ時は基本自分の身体がコートの外にあるときです。
相手後衛との距離がある=自分のもとにボールが届くまで時間がかかっている=相手前衛を観察する時間が長い ということになるはずなので、相手前衛をよく見てからコースを選択します!
コートの外から相手前衛が空けているサイドに打つ→パッシング
コートの外から相手前衛がサイドを空けているわけでもないのにサイドに打つ→自滅行為
大きな違いがありますね。
相手前衛のポジションや動きをよく見て本当にチャンスだと思ったらパッシングを打ちましょう!
後衛のポイント②狙うのは二本線!
よくパッシングを打とうとして前衛ばっかり見て打ってしまう後衛がいます。
パッシングを打つ!と決めたら、相手前衛は一度眼中から外しましょう。
見るのは相手コートの二本線だけです。
難しいことは考えず、パッシングを打つと決めたらここにボールを落とせばいいんです!
打つ時に前衛を見ていると気になってミスに繋がります。
相手前衛を見るのは打つ前まで!打つ時は二本線を見る!
これを心がけましょう!
前衛のポイント①相手後衛にはサイドが空いていると思わせる
さて、続いて前衛の解説にいきます!
前衛の人はこの時、わざと後衛にパッシングを打たせておいて、それをボレーして逆にポイントを取るという発想を持つことが大切です。
そもそも後衛はサイドが空いていると思わないと前衛の方向にはボールは打ってきません。
サイドがっちり固めておけば自分の方に打たれる心配はありませんが、それでは前衛のポイントゲッターとしての仕事は果たせません。
ではどうするか。答えは簡単。
わざとサイドを空けておいてパッシングを打たせる。これだけです!
クロス・逆クロス展開であれば、少しセンター寄りに立つと相手後衛はサイドが空いているように見えます。
サイドをわざと空けておいて、ストレートを誘う勇気を持ちましょう!
前衛のポイント②ボレーできる距離・タイミングを把握しておく
あえてサイドを空けて後衛にパッシングを打たせることに成功したとして、そのボールをボレーできなかったらそれは相手のポイントになってしまいます。
当然、味方の後衛もいない場所なので、死にものぐるいでボレーしないといけません!
ただ、いつも通りのタイミングやスピードで動いても、いつもより距離がある分、間に合わないか、間に合っても触っただけのボレーになります。
自分がどのタイミングで、どのスピードで動けば、どの範囲のボールをボレーできるのか、自分が一番理解しておく必要があります。
そのために、練習では色んな距離・タイミング・スピードで動いてボレーするようにしましょう!
お手本動画
さてここでお手本動画を観てみましょう。
パッシングしている後衛は後藤選手、ボレーしている前衛は武田コーチです。
後藤選手のパッシングはほとんど二本線に向かって飛んでます。
各目線で見比べると分かると思いますが、前衛がかなり大胆にポジションを取って、やっと後衛にはサイドが空いているように見えてます。
その分ボレーの難易度は高いので、武田コーチもなかなか決められていませんね。
これはどちらかというと前衛が不利な場面なので、後衛はしっかり勇気を持ってラケット振り切りましょう!
前衛は不利な場面だからこそ、ボレーを決めたら試合の流れを一気に呼び込むことができます!
最初に言った通り、後衛と前衛のかけ引きが詰まっており、試合で見るととても面白いシーンです!
ぜひトップ選手の試合を見る時も、こんなかけ引きが行われていることに注目して観てみましょう❗️
それでは今日の解説はここまで🙌
また次回の解説で!
☆☆☆ソフテニ道場について☆☆☆
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