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私が離婚した時のお話 その3

マッチングサイトを始めて辞めた1ヶ月ちょっと。そして、このnoteを書き始めてから約ひと月半。

自分が想定していた以上にたくさんの人に会っていただいた事で自分自身を少しだけ変えられたことや、コメントやいいねを頂くことでnoteを書くことを続けられた結果、改めてこの離婚について色々と考えることができました。


離婚を切り出されて以降、元奥さんと話し合いというものがほぼ全くできなかったので、どうして突然、しかもこんな短期間に離婚になった上、話をするのすら嫌だというレベルで嫌悪感を持たれてしまったのかについて色々と考えたのですが…。

何度も記事を書き直しているうちに、自分の中で全く予想していなかった結論が出たので、今回は離婚に関して書く最終回という形で、色々考えた結論を書いてみたいと思います。


■結論

私が半年間ずっと考え続けて出した結論。

それは、

そんなこと考えるのはもうやめよう

でした(;^^A


一つには、いくら考えても結論が出ないことをいつまでも考えても心の健康に良くないということと、改めて私たちの結婚生活について考えみたときに、思ってた以上に私が元奥さんに不満を持っていたことがわかったからです。


一応きちんと書いておくと、不満があるから嫌いだった、結婚しなければ良かったなどと思ったわけでは全くありません。

私は元奥さんの事がずっと大好きでしたし、無言で結婚生活に終止符を打たれた今も、正直私にとって元奥さん以上にぴったり合う人は、この世どころか漫画とか小説に出てくるような生まれ変わりを経験したって2度と会うことができないと思っています。

ただ、やっぱりそれでも許せないことや不満なことが考えれば考えるほど出てきてしまい、このまま考え続けているうちにきっと元奥さんや二人の結婚生活を否定するような考え方になってしまう気がしたのです。
そして、きっと元奥さんは私に対する許せないことや不満なことを考え続けた結果、私とは反対に、私たちの結婚生活を否定し、私のことも嫌いになってしまった。

ただそれだけの違いだったと、とりあえずは思うことにしたのです。


■私と元奥さんの違い

先ほど書いた通り、私と元奥さんは本当に趣味や好きなことが似ていて、私の好きなものは元奥さんも好きなもの…という感じで本当に話が合いました。旅行とかも行きたい場所が何も相談しなくても自然と被り、どこに行くかで意見が割れたこともほぼなく、何か好きなことをするのにお互い以上に息が合う人はいないと、結婚前からよく話していました。

ですが、今思うと私と奥さんは人生において大事にしているものや基本的な考え方が大きく食い違っていました。

例を一つだけ挙げると、私は全てにおいて「〇〇とはこうしなければいけないものだ」という考え方が嫌いなのに対して、元奥さんはそういった考え方が常にベースになっている人でした。
そして、私は「〇〇とはこうしないといけないんだから」という理由で物事を押し付けられることが大嫌いなので、最終的に私が折れるので大きな喧嘩にこそなったことはありませんが、付き合っていた当時から「おかしなこと言ってるなこの人」と思いながら私が渋々折れる…ということがたくさんあったのです。


もちろん、私が一方的に「なんで自分がこんな事を…」と思いながらやっていることがあったの同時に、元奥さんとしても「なんでこのレベルの事をいちいち私が言わないとやってくれないの?」と思うことがたくさんあったと思うので、どちらがいいとか悪いの話ではないのですが、そうやってお互いの中に「なんでこんな事をやらないといけないのか」「なんでこんなことを言わないといけないのか」というすれ違いがずっと積み重なって、最後には同じ道を歩くのはもう不可能だと、元奥さんに思わせてしまったのだろうなというのが、今の私の考える、「私たちが離婚した原因」です。(もちろん一方的に私が我慢をしてきた訳ではなく、私が嫌そうにしているので元奥さんに我慢を強いてきたこともたくさんあるはずで、そう言ったことの積み重ねが限界に達したのかなと)


■書いていないこと、書けないことはたくさんある

結論だけ読むと、人によっては「そんなことで?」「他にもなんかあるでしょ?」と思われる方もいるかと思います。

ただ、やはり私の視点で離婚を記述していった場合、元奥さん側に非があるように見える書き方になってしまうことも多く、それは嫌なので色々記述するのをやめてしまい、結果としてさらっと表面的なことだけを書いて終えた…というのが真相です。なので、もっと色々あったのは事実です。

ただまぁ、冒頭にも書きましたが、私が離婚をしたかった理由を色々思い出していると、やっぱり元奥さんのことや二人の結婚生活を否定するような考えにまだどうしてもなってしまうので、多分これは、自分がある程度幸せになるまでは二人の間にあったことは肯定的には受け入れられないんだろうなと諦めた訳です(;^^A


元奥さんは人生のどん底にいた私の心を救ってくれた人であり、今また別れを経験して一人になりましたが、これで人生の全てが終わったわけではなく、努力すればまた楽しいことも経験できると思って前に進むことができるのは、絶対に元奥さんが私にくれた幸せな結婚生活の期間があったからです。

元奥さんに何があっても、私だけは絶対に味方でいて、どんな状況でも元奥さんを救えるような自分でいよう。

そう思って、この10年間を過ごしてきたことは、自分の中で絶対に嘘偽りのない真実でした。


結果として離婚という状況になってしまいましたが、少なくとも幸せな期間もたくさんあった私の10年は無駄だった訳ではなく、ま、今はそれでいいんじゃない?と、なんとなく離婚の理由を考え続けるうちに思えるようになったんですよね。

元奥さんを幸せにできなかったことは私の中で大きな痛手で、どうしたら幸せにできただろうかという意味で離婚の理由をずっと考えてきましたが、元奥さんは元奥さんで幸せになるために離婚という道を選択したわけで、そこに今更何をできる訳でもない私がどうこう考えることに意味はない。元奥さんは元奥さんで、きっと勝手に幸せになれるはずだ…。

そんな感じで考えられるようになったことで、ようやく私の方でも少し吹っ切れることができたのかなと、今は考えています。


■まとめ

ということで、ここまで読んでくださった方には大変申し訳ないのですが、記事を書いているうちに離婚に関して自己完結できてしまったので、離婚に関しての記事は多分これで終わりとなります。

考えても答えの出ないことに関して時間を使うより、考えて楽しくなることに時間を使おうというのが私の心情の一つなので(笑)、ご理解いただければと思います。


というわけで、なんとなく離婚に関して考えるのは自分の中でもういいやという気分に無事なれたので(笑)、次回はそろそろ再開しようと思っていた「あのこと」について書いていこうと思います。

第二章スタート…とまではいきませんが(笑)、第一章の終わりという感じでいよいよ考えがまとまってきたので…。

お楽しみに(笑)。

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