初めてのお泊まりデート:その④ 新説:Bさんにフラれたわけ
連休に合わせてFさんが5日間私の家に泊まりに来てくれた初のお泊まりデート。
今回も、その時にあったこと、感じたことの第4弾です。(今回はやや惚気回です(笑))
■新説:私がBさんにフラれた理由
私がFさんと知り合ったのはマッチングアプリをやっていたからな訳ですが、私がFさんとマッチングアプリ上で知り合ったということは、当たり前ですがFさんもマッチングアプリをやっていたということ。
マッチングアプリで知り合ったカップルならでは…という感じなのかもしれませんが、今回のお泊まりの際に何故かお互いのマッチングアプリ上で今まで知り合った方達の話になり、色々マッチングアプリあるあるとかを含めて盛り上がったのですが…(笑)。
そんな中で出てきたが、Bさんの話。
私としては実際のおつきあいになった訳ではないものの、私の方はしっかり好きだという感情を持って関係を深めようと思っていた方だけに、実際に今お付き合いをさせてもらっているFさんにBさんとのことを話すのはあまり気が進まなかったのですが…(;^^A
どうしても聞きたいというので、まぁ実際何があった訳でもなし、BさんとのことをFさんからの質問に答えつつ色々話をさせてもらったのですが、それを聞いてFさんが考えた「私がBさんにフラれた理由」は、私が考えていた理由では全くなく、さらには以前Rさんが言っていたような理由でもなく、私が可能性すら微塵も考えていないものでした。
■離婚するには訳がある
Fさんが考える、私がBさんにフラれた理由。
それは、「私(定助)が離婚をした理由が全くわからないから」というもの。
これは、多少惚気話になるかもしれないのですが(笑)、Fさんが私とアプリ上で知り合ってメッセージのやり取りを始めて以降、実は私から「ちょっとでも嫌だと思うことを言われたりされたこと」が一度もないそうで。
もちろん、アプリ上とはいえ知り合って間もない相手に失礼がないように私が気をつけていた事も理由の一つではあるのでしょうが、話をしていても頓珍漢な返答をしたり、私が話している事がなんかしっくりこなかったり…ということもなかったらしく、それだけに「こんないい人(恋愛対象としてのいい人というよりは、善人とかそういう意味でのいい人)、なんで前の奥さんは離婚しようと思ったんだろう。いい人そうに見えるけど、隠しているだけでほんとはすごく危ない人なんじゃないだろうか…?」という感じで、いい人すぎて離婚をされた理由がわからず、逆にそれが不安だったそうです(;^^A
その上、離婚の理由を聞いても「よくわからない」としか私は答えず(実際わからないのでそうとしか言いようがない…)、結婚していた時の話を聞いても離婚に直接至るようなことを私がしていたともどうしても思えなかったそうで、Fさん的には私を信用してもいいのかどうか、割と付き合う直前まで悩んでいたそうです…。
もちろん実際に私と付き合ってくれた人の言うことなので、「いい人」と言う言葉の意味も含めて(笑)私を好意的に評価してくれている人の意見だと言うことは差し引いて考えるべきだとは思うのですが、それでもFさんのいう「離婚した理由がわからない」と思われてしまうことは、いい意味でも悪い意味でも、確かに交際相手として相手のことを考える際に重要なファクターになるのではないかと、Fさんの話を聞いて気付かされたんですよね(;^^A
■言わないのは理由があるから?
言われてみると、確かにBさんはデートの際や、時には電話をしている時にも「定助さんはなんで離婚されたんですか?」と言うことを毎回聞いてきました。
その都度私も色々当時のことを思い出して話はするものの、何せ「離婚をしたい」と言われてからほぼ口を聞かないまま別居から離婚になった経緯もあり、明確な回答などあるわけもなく。
また、私自身がその件に関して「もう考えない」と決めていた事もあって、嘘でも良いのでなんらかの回答を用意することもせずに結局「わからない」と言う回答をし続けていたので、それがBさんが私からの交際申し込みを最後までOKしなかった理由なのではないか…。
と言うのが、Fさんの考えでした。
確かに客観的に考えた場合、10年続いた夫婦が離婚するなんて、よっぽどの理由があるんじゃないかと考えるのが普通なわけで。
特に私たちの夫婦の場合は、少なくともある程度の期間はかなり仲良く過ごしていたと私自身は考えていただけに、そんな夫婦が別れると言うからには、場合によってはDVだったりモラハラだったりをしていたと思われても仕方がない事なのかなとは思うので…。
もちろんあまりに手を出してこなくてモヤモヤされたと言うこともあるのでしょうが(笑)、それとは別に「離婚した理由をはっきり言ってこない」から信用されなかったと言うのは、確かにフラれた理由としては十二分にありうる事なのかなぁ…と思いました。
■そして離婚の真相も…
さらに、Fさんは私の離婚に関しても持論があるそうで…(笑)。
それは、「私が元奥さんを大事にしすぎた事と、元奥さんがそれを当たり前に思ってしまった」と言うこと。
Fさんと付き合ってからそろそろ1ヶ月が経ちますが、この期間、今回のお泊まりデートも含め、結構な頻度で会ってきました。
犬を家にお迎えしてからは犬に会うために家に来てくれる事も多く、付き合う前は2〜3週間に一回会えればいいくらいの頻度だったのが、平均すると2〜3日に一回は会っていたくらいの頻度で会うようになったことで、Fさんも改めて私のことをしっかり観察(笑)することができたそうなのですが…。
そこで感じたことは、やっぱり私がすごくFさんのことを大事に扱っていると言うこと(笑)。
付き合う前に想像していた以上どころか、今まで付き合ってきた人の中でも圧倒的に大事に自分(Fさん)に接してくれていると感じた反面、こう言う扱いが「当たり前のもの」と感じちゃうと危ないな…と思ったそうです。
私としては当たり前のことをしていた感覚だったのですが、元奥さんと結婚していた頃。私は家計を支え、家事をし、犬の面倒を見て、元奥さんの仕事も可能な部分では手伝って…と、元奥さんのために生活をしていました。
もちろん自分の楽しみがなかった訳では全くなく、元奥さんと私の休みが合わない時は一人で遊びにいったりバイクに乗ったりと、それが望みではなかったものの、元奥さんの仕事の邪魔にならないように一人で時間を過ごす事もしていました。
Fさんが言うには、そこまで「元奥さんのため」に色々やっていたことによって、元奥さんがだんだん「自分のために定助が何かをするのは当たり前だ」と言う感覚になってしまい、もっと尽くすのが当然でそれを私が行っていないと考えてしまったか、それとも私の行動に全く元奥さんが答えられていないことで自分が嫌になってしまい、一緒にいることに耐えられなくなったか。
そう言うことが積み重なって、最終的には一緒にいない方がいい、と言う結論を出したのではないかと言うのが、Fさんの考える私たち夫婦の離婚の原因でした。
それがあっているかどうかはわかりませんが、最近noteのフォロワーさんの記事を見て、夫婦はやっぱり二人が一緒に同じスピードで歩む努力をしないと長続きしないんだなぁ…とすごく感じていたタイミングでもあり、Fさんの考える離婚の理由は、なんとなくしっくりきました。
私は元奥さんを一方的に支えるつもりで、我慢をしていた訳ではないけど勝手に努力を続けて何でも行えるようになってしまい、最終的には「元奥さんがいてもいなくてもやっていることは変わらない」生活にまでなってしまいました。
最初は家事を私がやることに対して毎回お礼を言ってくれていた元奥さんですが、だんだんと「片付いていないと気が散って仕事ができない」と言うことを言い出して、私が疲れていようが仕事から帰ってきた直後だろうが、片付けや掃除をしないと機嫌が悪くなることも多かったです。
また、元奥さんは私の仕事に自分の都合をほとんど合わせる事がなかったので(旅行等は除く)、休みは基本的にほとんど合わず。私は週に2日ある自分の休日をほとんど一人で過ごしていたし、一人でできる趣味ばかりがここ数年は増えていました。
休みを合わせてもっと二人で色々なことをしたかったし、家事だって最終的にはその日に私がやるのだから、気が散って仕事ができないと言うなら自分でやるなり我慢するなり、自分でなんとかして欲しいと思った事もたくさんありました。
でも、結局「夢のために頑張っているんだから、時間が作れる私が支えないと」と思って話し合う事もせず、不満や希望があっても飲み込んで夫婦の会話をしてこなかったことが離婚の理由だと言われると、確かにそれはそうだったんだろうなと、今までで一番納得し、かつ私の態度がどれだけ元奥さんを自分から遠ざけていたことに気づかされたのでした…。
■だからこそ
そんなことをFさんと話をした後。
私がよっぽど落ち込んだ表情をしてしまったのか、Fさんは改めて「私は絶対に、定助さんの好意とか親切が当たり前のことだと思いませんから」と、手を取って言ってくれました。
まだFさんへの気持ちが自分自身の中ではっきり固まっていなかった頃。
何度も「この人の考えいること、よくわからない…」と悩んだりもしましたが(笑)、それでも最終的にだんだんとFさんに惹かれていったのは、普段どれだけ自分のペースとルールを大事にしていても、それでも最後は私とのことを考えてそのことを言葉や文章で伝えてくれて、関係をしっかり作っていこうと努力をしてくれていたから。
今回も、正直離婚の原因やBさんに振られた話をしても今更傷ついたり悲しくなったりした訳ではないのですが(過去は過去なので(笑))、それでも私を心配してしっかりこれからの事に目を向けて気持ちを伝えてくれたFさんを見て、改めてこの人を好きになって良かったんだな…と、思う事ができました。
まだまだ付き合って1ヶ月も経っていない関係の私たちですが、それでも今度こそしっかりこの人を幸せにして、私自身も幸せになれるよう頑張ろうと思う事ができた、初めてのお泊まりデートでした(^^)
■まとめ
と言うわけで、今回はFさんが私と過ごす時間の中で考えた、Bさんに振られた理由と私が離婚した原因のお話でした。
前回も書いた通り、結婚に一度失敗したことでまだまだ心の底に不安を抱えている事がわかった私ですが、だからこそ、この人は幸せにしたい。そう思える人にまた会えたことがどれだけ幸運な事なのかを改めて考えさせられました。
お互い先のことは考えてはいるものの、付き合ってからまだ日が浅い事もあり、具体的な今後のことはまだまだ話し合えていない現状ではありますが…。
この人となら、色々あってもお互いの幸せのためにしっかりと話し合いながら先に進んでいける人だと思うので、幸せにできるよう、一歩一歩、一緒に歩いていけるよう、決意を新たにしたお泊まりデートでした(^^)
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