シングルシャフトで世界一に・・・世界チャンピオン列伝 キムヒースー編 1 Soft Tennis homepage 2022年2月27日 13:21 キムヒースーは2007年第13回世界選手権ダブルスのチャンピオン(ペア キムジェボク)。この動画はその世界選手権に先立つこと2年、2005年秋にマカオで開催された東アジア競技大会国別対抗団体中国戦でのキムヒースー。ペアはペファンソン。シングルシャフトを使っているが、当時からネットプレイヤーでシングルを使うのは彼以外は皆無だった(当時ベースライナーに関してはシングルシャフトが主流)。キムヒースーこそ最後のシングルスシャフトネットプレイヤーだろう。世界の誰もがダブルシャフトを使っていた2007年に彼はシングルシャフトを使い世界一に登りつめた、世界ダブルスチャンピオンになった。これほど痛快なことはそうはない。シングルシャフトのネットプレイヤーが世界チャンピオンになるのは、実に5大会20年ぶりのことだった。結局、彼は引退(2008年)までシングルシャフトで通すことになる。(この動画でのアタックストップはまさにそのイチョウ部分でヒットしているかにみえる)バズーカーサーブの名手であり、パワープレーが身上だが、一方で超スピン過多のスライス、リバースサーブの名手でもあり、なかなか一筋縄でいく人ではない。現在はムンギョン女子チームの監督。2019パレンバンアジア競技大会では盟友ヨンドン、キョンハンの片腕として男女のコーチを務めた。キムヒースーの主な戦績1998アジア競技大会(バンコク) 国別対抗団体戦 優勝1999世界選手権(台湾 林口) 国別対抗団体戦 準優勝2000アジア選手権(佐賀) 国別対抗団体戦準優勝 ダブルス準優勝2001東アジア競技大会(大阪) 国別対抗団体戦準優勝 シングルス準優勝 ダブルス3位2002アジア競技大会(釜山) 国別対抗団体戦 優勝 シングルス準優勝 ダブルス準優勝 ミックスダブルス3位2003アジア選手権(チェンマイ) 国別対抗団体戦準優勝 ダブルス3位 ミックスダブルス準優勝 2007世界選手権(アンソン) ダブルス優勝 国別対抗団体戦準優勝 ミックスダブルス準優勝個人戦のおける準優勝が実に6回、7回目の決勝進出が2007世界選手権ダブルス決勝。これが唯一のタイトルとなった。追記 後半のアタックを倍返し編としたのは動画作成当時、例のドラマがはやっていたためで、他意は無い。念のため。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する 1