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食糞のお問い合わせが増えています

ペットが健康であるように・・note6

 お客様からのお問い合わせで、「食糞(ショクフン)」に関するものがとても多くなっています。犬猫を飼っていない人から見ると、「エッ!」と思うようなことかも知れませんが、食糞は、ままある行為なのです。
 その中で、こんなケースがありましたので、お話しします。

■ケース①                             「2歳を過ぎても食糞が治りません。自分のお尻に顔を近づけて、糞が出たら即座に食べるので、ふりかけるタイプの食糞防止商品は利用できません。○○や××(商品名)も使用したことがありますが、効果がありませんでした。今回購入する商品に期待しています。」

■ケース②「ラブラドールレトリーバー 雌 3歳 
悩み1:散歩中での拾い喰い(枝、草、ミミズなど):私と愛犬の単独で歩いている時は殆どしないのに、ワンコ友達と一緒に歩き出すと、瞬く間に始めます。その後、吐いたり、便にたくさん交じって出てきますが、時たま鮮血が付いてることもあります。過去に1度、枝により食道を傷付けたことがあります。拾い喰いはパピーの頃からずっとで続いています。

悩み2:飼い主が居ないとき、室内トイレで大をした場合、100%食糞してしまう。そのため仕事などで長時間のフリー留守番が不可能で、ケージで過ごさせていますが、ずっとおしっこを我慢してしまうので心配です。」
 お問い合わせの一部を、紹介させてを頂きました。

■犬が糞を食べてしまう理由と対策
①母犬は子犬のウンチを舐めとることをします。食糞自体、犬の本能にインプットされている行為ともいえます。                 Answer:このケースでは、食糞は成長と共に自然と消えます。

②糞には酵素やミネラル、及びその他の栄養素も含まれています。犬自体に栄養素が欠乏していれば、生理的欲求により食べてしまうということもあり得ます。特に消化酵素とある種のミネラル不足から食べることが多いようです。                                A:このケースでは食べ物を正しい食事(=清浄でかつ栄養素のバランスの取れた食事)に替え、かつある種の栄養補助食品(栄養素のバランスを補うようなもの)を強化することです。

③猫の糞を好んで食べる犬がいます。これは猫は腸管が短いことと、肉食により近いため糞が美味しい(半生状態だから)ものと見えてしまうようです。                                A:このケースは、猫の糞をこまめに片付けるしかありません。

④ペットショップやブリーダーさんで不衛生に飼われているのを、しばしば見受けます。糞をすぐに始末しないで置きっぱなしにしています(こんなところでは絶対買わないぞと思うわけですが)。そういう所で飼育された子犬は、食糞することが癖となってしまうことが多いようです。       A:こういう店では購入しないようにしましょう。食べ物を正しい食事(=清浄でかつ栄養素のバランスの取れた食事)に替え、かつある種の栄養補助食品(自分の糞を自然と苦い味にするもの)を強化することです。

⑤ストレスやかまってもらえないなど、欲求不満が続くと、頭がいい犬は怒られること、叱られることをワザとします。そうすれば飼い主さんが注目してくれるからです。叱られるということも、かまわれるということに違いはないのですから。                          A:このケースでは、短時間でも集中して、犬とだけの交わりの時間を作るようにします。ストレスを取り除いてあげることが改善につながります。

⑥子犬は初めて見るものを確かめる行為として、「目で見る」、「鼻で嗅ぐ」、そして「口に入れて確かめてみる」ということをします。赤ちゃんも何でも口に入れて誤飲の問題が取り上げられますが、それと一緒です。幼犬の場合は、このケースも多いようです。                A:このケースは、成犬になるに従って治ることが多いものです。また、同時に躾も大事ですね。やはり、食べ物を正しいもの(=清浄でかつ栄養素のバランスの取れた食事)に替え、かつある種の栄養補助食品(自分の糞を自然と苦い味にするもの)を強化することです。             以上、考えられる原因と対策をあげてみました。

■現在のストレス状況下、食糞も増えてる?              食糞のお問い合わせの中に、最近では「大人になってから、また始まった!」というご相談を受けるようになりました。先程書きましたように、この行為は、概ね生後8ヶ月位までの幼犬がする行為です。

しかし、季節の変わり目で、身体の変調がそうさせているのか? 新型コロナ感染で、世の人々がストレスを多く受けている状況が、飼い犬、飼い猫に伝染してしまっているのか?・・赤ちゃん返りのような、感じになっているようです。

飼い主様の心配、不安は、パートナーたちにも伝わるものです。「お父さん、お母さん、この頃変だあ。僕も何となく不安になるよ。」 そういう不安感、ストレスから、食糞に走ることも考えられます。

大変厳しい状況とは思いますが、パートナーにストレスを溜めさせないような配慮も、必要になっているようです。「お散歩に出掛けられない」、と思わずに、いつもの公園までは行けなくても、「あの四つ角まで、あの電信柱まで行ってみようね」、それだけでも大きく違ってくると思います。 

■ソフィアでは、ここに書きましたような「正しい食事」、「清浄な食事」、また、食糞防止のサプリメント等も販売しています。一度お立ち寄り頂ければ、幸いです。                ソフィア 池田

ペットの為の健康食品の店ソフィアhttps://www.sofia.co.jp/

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ソフィアikeda
最後まで、お読み頂きありがとうございました。少しずつですが、継続して載せていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。