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小麦使用のフードは疑問

        ペットが健康であるように・・note10

 ペットフードの裏側の成分表を見てみますと、「小麦」もしくは「精製小麦」「精白小麦粉」と書かれているフードが多いのに気が付きます。
 このよく使用される「小麦」のデメリットについて記載してある資料が、幾つかありましたので、抜粋してご紹介いたします。

■小麦の問題点
①精製された小麦や精白小麦粉は、ビタミン・ミネラル、そして食物繊維が含まれていない「(栄養素が)空っぽのカロリー」です。これは白砂糖も同じことが言えます。
 ですからたくさん摂ると、血糖値が安定せず、糖尿病(高血糖)にもつながってしまいます。犬猫の糖尿病が増えている原因かも知れません。
 
②「ポストハーベスト」=収穫後の農薬散布のことも問題にしなければなりません。日本における国産小麦の自給率は、たった11%しかありません。残りの89%は輸入に頼っています。

 輸入小麦からは、「クロルピリホスメチル」と「マラチオン」とは、有機リン系殺虫剤という農薬が検出されます。
 子どもたちが好きなお菓子やファーストフード、ベビーフードのビスケットなど、殆どの小麦製品に農薬が残留しています。
 これは、日本が小麦を大量に輸入しているアメリカやカナダでは、収穫後に農薬をふりかけて「貯蔵」「輸送」するためです。

③小麦のタンパク質から、「グルテン」が作られます。このグルテンが、以前から人体に悪影響を及ぼすと議論されています。
 それは、グルテンが腸や脳に対して悪さをしているという点です。その一つが、「セリアック病」と呼ばれている病気です。
 小腸には絨毛という非常に小さな突起が無数にあり、そこから栄養素を吸収しているのですが、グルテンがこの絨毛にダメージを与えてしまい、栄養素の吸収障害や有害物質の進入を促進してしまうという病気です。
 さらに、グルテンが適切に分解されずに絨毛から吸収されると、ペットの場合に多い「アレルギー性皮膚炎」の原因になります(リーキーガット症候群)。

 もう一つ、吸収されたグルテンが、体内で麻薬のような物質となり、神経伝達がシャットアウトされて、脳にダメージを与えるおそれがあります。グルテンと自閉症やテンカンなどとの因果関係が、強く疑われています。
 ある実験で、グルテンを全く除去した食事を続けたところ、これらの病気が改善、完治したというケースが報告されていることからも、グルテンを疑っても間違いはないかと考えられています。

 ペットフードの普及していなかった昔は、犬の「テンカン」や「アレルギー性皮膚炎」などは聞いたことがありませんでした。
 しかし、ペットフードの普及率が高まるにつれ、それらの病気の犬猫が、非常に目立ってきました。
 一事が万事で全てを「小麦」のみに責任を押しつけることはできませんが、なるべく「小麦不使用」のフードやスナックをお使いになることをお勧めいたします。
 クプレラとアズミラのドッグフードとスナックは、いずれも「小麦不使用」です。       
 またクプレラは、全製品が「グルテンフリー」となっており、穀物不使用の「グレインフリー」のペットフード『ホリスティックグレインフリー』のご用意もあります。https://www.sofia.co.jp/SHOP/HGF-D2.html犬用 https://www.sofia.co.jp/SHOP/HGF-C2.html猫用
㈲ソフィア池田
 
 

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ソフィアikeda
最後まで、お読み頂きありがとうございました。少しずつですが、継続して載せていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。