ソファを作ろう。中学生のソファ職場体験 Vol7 名古屋市内中学校
名古屋市内中学校2年生のKくん、Aくんが職場体験にお越しくださいました。Kくんは水泳の強化選手で県大会2位となる実力をもっている生徒さんで将来は教育者や営業の仕事にも興味があるとの事。Aくんは某テレビ局のリフォーム番組を見て建築に興味を持ち、将来は建築士さんになりたいとの事。中学2年生でやりたい事や興味のある事を明確に言葉に出来る彼らに、何だか日本の未来の光を感じました。おふたりに後日、ご丁寧にお礼のお手紙をお送りいただきましたが、「職人の働く姿勢や想いに多くを学びました」と書かれていたことがなにより嬉しかったです。Kくん、Aくん、本当にお疲れ様でした!
1日目 自分なりの答えを言葉にして伝えてくれました。
午前中にNOYESの紹介と工場見学に質疑応答、午後からクッション入れ体験といったスケジュールで進めていきました。Kくん、Aくんは二人とも緊張していて口数も少なかったのですが、投げかけられる質問に、その都度真剣に考え、自分なりの答えを言葉にして伝えてくれました。こちらが伝えた事は全てメモに取り、真剣なまなざしで聞き入っていました。
午後はクッション入れを体験していただきました。クッション入れと聞くと、何だか簡単そうにも聞こえるかもしれませんが、これがまた大変な作業なんです。ソファはカバーを被せた時にピシッと綺麗に見える様、NOYESのカバーはクッションや本体に対してできる限り余裕の持たせないサイズで作られています。また、カバーの角とクッションの角が合っていない場合、生地はよれて、ソファのフォルムは格好悪く見えてしまいます。また、カバー内側の縫い代が一方方向で無い場合にはラインが歪んでみっともないのです、などなど。スタッフでも本当にカバーを綺麗に被せられる様になる迄は何度も何度も経験をしないと上手に被せられません。
そんな難しいクッション入れを今回は座クッション、背クッション、付属クッションと一通り体験していただきました。小さな付属クッションを入れる作業も初め中々上手にいかず、苦戦していましたが、職人からコツを教わりながらやっていくうちに上手に入れられました。
2日目 真剣に向き合う努力を積み重ねていく大切さ
背クッションや座クッションは大きく、重さも重いので、これまた苦労していました。しかしながら、難しいからこそ上手くいった時には達成感があり、途中から彼らの目も手も真剣そのもの。クッションを支えるだけでも結構な重さがありますが、その重さをしっかりと受け止め、最後まで妥協する事なく取り組んでくれた姿に、今日1番の達成感を感じました。
午後のクッション入れ体験が終了し、本体に置く様にクッションを置いて見た時には、ソファの形になったクッションの姿に、シャイな彼らも「おー!」っと声を出し頷きながら納得していました。どんな仕事も初めは難しく、先が見えないものですが、真剣にその仕事と向き合い努力を積み重ねていくと、いつかは形が見えてきて、やりがいに変わっていく。そんな事を職場体験を通して、ほんの少しでも味わってもらえたなら嬉しいなと思います。
2人が選んだBEST NOYESソファ
目指したのは、ニッポンのソファの最高品質。積み重ねてきた経験、技術、すべてを注ぎ込みました。座面には体圧分散にすぐれ長時間座っていても体が沈み込まない「プロファイルモールドウレタン」を採用しました。羽毛仕様の背クッションにはコシがあり復元性に優れたスモールフェザーと感触のよい希少なダウンを、ウレタン仕様にはスモールフェザーをたっぷり使用。ともに座面の奥行きを広く、体を包み込む大きなサイズに設計し、これまでにない深い安らぎをお楽しみいただけます。
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