12/10(土)コトリンゴさんコットンクラブ甲府公演と、クラシックサックスのポピュラーミュージックへのアプローチについて
数日経ってしまったが12/10(土)のコトリンゴさん甲府公演のことを書いておこうと思う。(クラシックサックスについては後段)
もともとライブはピアノトリオ編成の予定で副田は参加予定ではなかた。
が、12/7に全く別件でコトリンゴさんのレコーディングに呼んでいただきお会いした時に、(↓このとき)
「甲府のライブ観に行こうかと思ってるんです。」(ファンなので)
とお伝えしたところ、じゃあ出ますかみたいな流れになって参加させていただくことになった。こんな嬉しいことはない。
リハーサルもそこだけスケジュールがぽっかり空いてたので参加できた。
そしてバッチリ本番をご一緒させていただいた。
大事だから二度書くが、こんな嬉しいことない。
コトリンゴさんとの演奏は毎度のごとく本当に最高である。
バンドメンバーが無茶苦茶仲良しである点も最高。
終演後の集合写真にもちゃっかり登場の私。
たまたま同日に向かいの桜座で公演をしていたYoYoくんも見にきてくれて、お仕事仲間大集合!の図。
今回はソプラノサックス・アルトサックス・クラリネットを使用。
彼女の柔らかく透き通る声質に対してサックスの音色は強すぎると感じるかもしれないが、クラシックアンサンブルのサウンドメイクを習得することによって、どんなサウンドに対しても背面に回ることができる。
それを実証したようなライブだった。
この音源を聴いてもらいたい。
副田がアルトサックスとテナーサックスをダビングしている。
歌を生かす音色と音量、且つ絶妙な出し引きでアプローチできていると思う。
クラシックサックスのこのようなポピュラーミュージックへのアプローチはまだまだ非常に少ないというか知られていないので、この分野を開拓するプレイヤーがもっともっと出てきたら面白いのではないかと考えている。
インプロヴィゼーションのスキルも必須になるが。
続いてつじあやのさんでコトリンゴさんプロデュースのこちら。
テナーサックスが副田、バリトンサックスは超絶信頼している東涼太。
こちらも絶妙にクラシックサックスとジャズサックスをうまくバランスして表現できていると思う。
(アレンジがスゴ過ぎてサックスの音が耳に入らないかもしれないが)
これらはいわゆる多くの人が感じている”派手”で”パワフル”といったサックスらしさではないが、(むしろ一般的に"サックスらしい"と言われている部分がサックスの表現できる範囲のほんの一部でしかないと思っている。)こういった"木管的”でやわらかく美しいサウンドと、メインボーカルやメイン楽器の背面に回ることができる奏法に自分は魅力を感じているし、何より自分にとっては容易いこと(得意なこと)である。
恥を承知で言えば世の中のサックスの認識を広げるためにこの分野の先頭に立ちたいと思っている。
(そのためにサックス四重奏を率いている部分もある)
いつかこの分野でフォロワーが出てきてくれたら嬉しい。
もうam3:30を過ぎた。
明日はNam Jazz Experimentについて書こうと思う。
(記事への「♡スキ」をいただけると副田が大変喜びます🙇♂️)