4/19(水)からニューヨークに来ている
4/19(水)からニューヨークに来ている。
帰国は5/18(木)の予定。
ジャスト一ヶ月の滞在である。
詳しいことは追って書いていくが、今回はニューヨーク在住コンポーザー&ピアニストの宮嶋みぎわさんにセットしていただいて、到着の翌日から二日連続でリハーサルに参加した。
4/20のリハーサルは
S.Sax : Dick Oatts
A.Sax : Naomu Soeda
T.Sax : Ron Blake
B.Sax : Carl Maraghi
4/21のリハーサルは
S.Sax : Steve Wilson
A.Sax : Naomu Soeda
T.Sax : Quinsin Nachoff
B.Sax : Carl Maraghi
音源やステージに立つ彼らの演奏を聴いてきた憧れの錚々たる面々である。
彼らのマイクを通さないリアルな音をすぐ近くに感じ、彼らの奏でる想像を絶する豊かな響きに自分の音も加え存分にアンサンブルできたことにより得られた経験は何ものにも替え難い。
彼らの音はとにかく”鳴っている”
しかし勘違いしてはいけないのが力んでいないということだ。
力まずに効率良くオープンに響いている。
音を抑制する要素が限りなく少ない。
鳴っているのに全くうるさくなく柔らかく開放的で美しい。
もちろん理解はしているつもりだったが、まるで別次元だったという印象。
こればっかりは”百見は一聞にしかず”である。
彼らの音のイメージが記憶にあるうちに奏法を見直し巨匠の”鳴り”を再現するの図。今までの奏法の癖がついたリードを捨て、新しいリードを開けた。みぎわさんにも聴いてもらいながら良い方向を見付けた。
二日間のリハーサルでマスターたちの脅威的な演奏に感銘を受けたのはもちろんだが驚いたのが彼らも私の演奏を評価し、ことあるごとに素晴らしいと声を掛けてくれたことだ。こんな嬉しいことはない。
まだまだ滞在のイントロみたいな時期だが、引き続き準備をして束の間のニューヨーク時間を最大限生かしたいと思う。
続きはまた。