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Nam Jazz Experiment 妙常寺プレゼンツ「Jazz三昧」終了 コロナ禍以降の南無ジャズと今後について

12/11(日)は毎年恒例、海老名妙常寺プレゼンツ「Jazz三昧」
今年で十数回目を数え(正確な回数は失念)妙常寺が誇る巨大な大仏様の前でジャズを演奏する荘厳なイベントとなっている。

今年はNam Jazz Experimentのレギュラーメンバーが揃った。

Vo 本領敬典住職(お経)
Sax 副田整歩
Tp 赤塚謙一
Pf 廣瀬まい
Bs 須藤ヒサシ
Dr 工藤明

皆物腰柔らかだが、物議を醸す数々の音源を残してきた錚々たる面々である。
各々のプレイがしばらく会わない間にものすごくパワーアップしていて驚いた。ちょっとしたサウンドチェックまでが本当に格好良かった↓

過去音源も置いておく。
まだNam Jazz Experimentを聞いたことがないアナタ!是非聞いて欲しい。

「Jazz三昧」は妙常寺の”寺子屋”的イベントとして始まり、地域の方々にジャズを説くといったコンセプトでスタートしている。
そのため前半はジャズスタンダードを中心に演奏し、後半にお経とジャズのコラボレーションを展開する。

2016年の「Jazz三昧」でリハーサル中の動画をアップしたところバズって、ポリスターバックアップのもと音源をリリースするところからバンドがスタート。

SNSの反響でこれは売れる!と手応えを感じたという不純な動機でのスタートだったことは認めるが、ショーマンシップ溢れる住職の人柄、素晴らしいテクニック有するミュージシャンが集結したことで、まだまだ面白い音源が作れそうだという気持ちでいる。

実はコロナのパンデミックがはじまった2020年、春に「欲令衆」をリリースし、その勢いで秋に大きなフェスの出演が2つ決まっていた。
しかしコロナで両方ともキャンセル。
これによって情熱が行き場を失いモチベーションが保てなくなってしまった。

あれから2年以上が経ってようやく次の作品を作りたいというモチベーションが湧き上がってきた。
これもサックス四重奏とKYMNでのレコーディングで自分のやりたい音楽を表現すること、録音で残すことの喜びを再燃させることができたからだ。
ありがたいことに「副田=南無ジャズ」という印象をもっていただいている方も少なくないようで、またやらないんですか?という声をかけていただく。
期待してくれている方々の声も強烈に後押ししてくれた。
今日程調整に入っていて来年の3月あたりにレコーディングしたいと考えている。

2020年初めの頃のようなバンドの勢いを再構築するのは大変だと思うが、少しずつバンドを前に押し進めていきたい。
(記事の「♡スキ」押してくれると著者が喜びます🙇‍♂️)


お知らせ

KYMN(カイム)のメイキング映像のショートバージョンが公開になりました。是非ご覧ください。


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