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【ゆるデジ】メタバースって結局どうだったの?どうなるの?

メタバース…
コロナ禍に一瞬盛り上がって〜

最近とんと聞かなくなりましたね。

広告制作会社である創童舎も実は当時、食いついてました。
METAから出たゴーグルを備品として買い、
サンプルプロダクト(メタバース空間)を作成して
クライアントにイベントや教育ツールとして提案までしましたね。
今や微妙に黒歴史(?)となっていますが、どうだったんでしょうね?

コロナ禍の2022年、某クライアントとのお話で
メタバース空間を構築して
映像や画像を展示などができないかという相談があり
さっそく試験的に色々調べて、プレゼン用のメタバース空間を制作開始!

と、その前に試験用に買ったMeta Quest 2の検証(という遊び←重要)
から始まりました。まずは体験。
ジェットコースターゲームで酔い、映画を大画面で観て圧倒され、
ラスベガスの360度空撮でアメリカの繁栄にやられまくり
という感じでした。

Meta Quest 2は手が届きやすい価格で良いのだけれど、
いかんせん使いやすさという点(いわゆるUX)でみると
起動時の範囲指定やアプリの操作などまだまだ使いにくい。
PCやスマホと違って操作方法を教えるにも被験者がゴーグルで目が塞がれているし、教える人も画面が確認できないのでコミュニケーションが
うまくいかない等で入口でつまづいてしまうんですよね。
最初の3〜4回はワクワクしながらゴーグル被ってプレイしましたが
現在は会社の棚の肥やし状態。
社員の居る空間だとゴーグルをつけるのも恥ずかしいので
体験者もあまり現れず…

ま、こんな感じなので会社内ではゴーグルつけるのも恥ずかしい


メタバース空間をプレゼンするためによく使ったのは
NTT XRが運営のDOORというサービス
タイプ別にあらかじめ箱が用意されており
ユーザーが映像や3Dのアセットを活用してカスマイズできるというもの
UNYTYのような編集画面と無料で使える手軽さで
良く使わさせていただきました。(ありがとうございます!)


こんな劇場型や
カンファレンスルームや
まったりできるこんなタイプも

この部屋に色々、プレゼン用に映像や画像、3Dオブジェクトを貼って
実際にクライアントにも入ってもらって体験してもらいました。

一緒に盛り上がってくれるクライアントもいたし、そうでない方も…

で、思ったのは
いかに素敵な3D空間や仕掛けをメタバースで体験しても
一瞬で飽きてしまう問題。
ゴーグルをつけて入れば没入感もあり、もう少し楽しめそうですが
前述したようにゴーグルをつけて入るまでのUXが悪すぎ
なのでPCやスマホで閲覧するので
既視感があって、なんかワクワクしないんですよね。

もちろん、コロナ禍を経験した今ではアイデアなり職場の解決策を生み出すにはリアルな人との対話のほうが良いというのは実感としてあるので
そんなリアルの良さを再確認したうえでの
メタバースの価値ってなんだろうっていうのが最近考えるところです。

色々実験をしていて可能性を感じたのは
スタッフ数人で和室メタバースで打ち合わせをした時。

こちらの部屋ですね

そもそもいつもと違う会議形式でワクワクしたし
空間を超えたメタバースに人が集まる感覚っていうのが
一番の面白さなんだというところですね。(仮装パーティーみたいな)

現在はゲーム以外ではブームも低調なメタバースですが
UXに優れたデバイスが開発されたり、
メタバース空間で数人〜でコミュニケーションしたり、
観たり、経験を共有するっていうのは新しい感覚なので
人と人のコミュニケーションをうまくハックした使い方などで
また復活するのかなーーー?
などと思ったりしています。






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