ヒートシンク電極の加工事例
Heat sink (ヒートシンク)とは、放熱・廃熱を目的として機器に取り付けられる部品です。
伝熱特性の良いアルミニウム、鉄や銅などの素材を用いることが多く、採用部位としては、パソコンのCPUやGPUの冷却装置、家電製品やLEDなど身近な製品に使われています。
この加工事例は、素材に銅を使用したモデル形状です。
ヒートシンクを、安くたくさん作るための量産ツール、
”金型”をつくるため電極です。
金型には、電極と逆形状の”溝”が彫れることになります。
彫る工程は、形彫り放電加工機を想定しました。
★リブ先端の幅 0.8mm
高さ 20mm
テーパ 1度
リブ間ピッチ 3.75mm
材質 : 銅 30×30×40mm
【加工条件】
主軸回転数 9,000~20,000
送り速度 600~2,200 mm/min
【加工工具】
ラジアスエンドミル Φ4×R0.3×24 mm
ボールエンドミル R1×20 mm DLCコーティング
高アスペクト比形状
バリの出やすい材質である”銅”を、バリ取りプログラムをくわえて一括で加工。省力省人化を意識した、手離れの良い、ほとんど自動での加工が得意なマシニングセンタは、こちら。
株式会社ソディックは、放電加工機のメーカとして創業をスタートしたものづくりの総合機械メーカです。
形彫り放電の技術を磨く中で、”高精度な電極を、速く、正確に作りたい”というお客様の声にお応えし、リニアモータ駆動技術を応用したハイスピードミーリングセンタ(マシニングセンタ)を2002年から販売開始しました。
優れた電極があれば、素晴らしい形彫り放電加工ができるわけです。
価値の高い”精密金型づくりへの近道”は、ソディックのリニアモータ駆動を全軸に搭載した、
「形彫り放電加工機とマシニングセンタの組み合わせ」です。
さらなる省人・省力化には、「自動化システム」
ソディックでは、この二つの機械を組み合わせ、自動化することで、稼働率向上システムをご提案しています。
弊社ソディックの加賀事業所にある
SodickSmartSiteでは、
この、フルオートシステムを常設しており、
実際にご覧いただきながらご説明・ご紹介いたします
是非お問い合わせお待ちしております。