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「単品加工と量産加工」省人化は、段取り工程集約からはじめよう
1.量産加工と単品加工
自動車や一般機械部品などの部品を量産加工する際、NC工作機械が広く使用されています。この量産加工に至るまでには、いくつもの試作を繰返し行い、狙い通りの高精度部品を一定レベルで製作できる事を確認します。
このような試作の製作は、量産加工に対して単品加工といいます。
量産加工では、加工時間の短縮がとても重要になりますが、
単品加工では、加工の正確さがとても重要になります。
2.ソディックのマシニングセンタを設備した生産現場の特長
1)超高精度を狙った試作部品(単品加工)を正確に作り上げることができる能力がある
2)単品加工の段取りを含めた「プロセスの標準化構築」=「量産加工体制」によれば、高付加価値&収益性を構築可能
試作の目標をクリアするまで、追及を繰返して、トライして、正確に1つの部品を作り上げる事ができる現場は、何世代も先のものづくりを担える現場です。
試作した単品加工を、だれでも加工できるように形式知化する事、そして、標準化するようになると、それは、高精度部品を量産できる”収益性の高い”現場です。
3.単品加工&量産加工どちらにも有利なマシニングセンタ
ソディックの3軸リニアモータ駆動マシニングセンタは、±1μmクラスの寸法精度やナノ級の面粗さを狙える”高精度”かつ”高い加工再現性”を備え「試作・単品加工」でこの先のものづくりに貢献します。最新のUX450Lでは”使いやすさ”でも好評を得ているハイスピードミーリングセンタです。具体的には、主軸熱変位補正や簡易加工機能といった新機能を標準装備し、現場の「量産加工」構築に役立つ機械です。
4.社会課題「人手不足」
昨今、社会課題として取り上げられている人手不足に対して、測定器や搬送装置の増設・投資による解決策が見受けられます。
しかし、高精度な機械加工では、追加する設備側の制約によって狙い値をクリアできない場合がありますので、人の手による段取りはまだまだ需要があります。そこで、誰が担当しても同じ結果を得られるような、段取り工程の形式知化・標準化は、最初の取り組むべきステップとして注目されています。
「誰もが目標値を達成できる」そういった手順がきまれば、それが標準化です。これにより、少しずつ、徐々に、省人化できるようになります。省人化・省力化のカギは、段取り作業をふくめた前後の工程をとらえて、プロセスを形式知化することにあるといえます。このような「工程集約」を実践してゆくことが、モノづくりの人手不足解消の第一歩です。
5.高度化するモノづくり
汎用工作機械が主流であった時代から、NC工作機械が一般的になった現在にいたり、CAD/CAMやマシンの性能は向上し便利になりました。
とはいえ、実際のNC工作機械による”高精度なモノづくり”の現場では、「段取りやNCプログラムの出力が難しい」「使いこなすには多くの経験と高い技術が必要」といった声があるのも事実です。
6.省人省力化、一緒にはじめよう!
ソディックでは、モノづくりの課題解決に役立つ「スクール」、「講習会」や「省人省力化への取り組みに対するご相談」を承っております。
ソディックのマシニングセンタをご利用のお客様、これからリニアモータ駆動のマシニングセンタをご検討のお客様も、弊社までご相談いただけますよう、お待ちしております。
■ソディックのマシニングセンタ 機種名一覧
※現在販売しているマシニングセンタは、
UX450L / UH650L / AZ275nanoです。(2023年12月現在)
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