名画の休息〜大はし下校時の夕立〜
名古屋は今朝久々に
「降った~!!」
って感じに
雨が降りました。
多少なりとも増水
してるだろーし、
降った地域の方は
気を付けて下さいね~☆
12月1日からは
●SOD factory個展「名画の休息」
始まります♪
https://nihonbashiart.jp/event/sodfactorywebex/
~12月15日
こちらは出展してない
けど、
☆年賀状にも使えます☆
~名画の休息~
★大はし下校時の夕立(大はしあたけの夕立)
歌川広重(1797~1858年)
1856年の「名所江戸百景」の1枚です。
広重は、
江戸の定火消しの安藤家に生まれ
家督を継いだその後に、
歌川豊広門人として
浮世絵師になりました。
はじめは
美人画や武者絵や役者絵、
おもちゃ絵や挿絵など
いろいろやったけど
20年くらいパッとしなかったよーです。
風景画を描くよーになり、
「東海通五拾三次」で
やっと知られるよーになりました。
北斎が1831年に「冨嶽三十六景」を発表し、
広重が1833年に「東海通五拾三次」を発表してから、
しばらく二人で名所絵の連作を発表しあいました。
版元の仕掛けた戦略だったみたいですけどね~。
ライバルとされた二人だけど、
この時に北斎は70歳過ぎで
広重は30歳前半。
北斎の半分くらい!
広重は、雨や雪などの気象の変化や、
日々の暮らしの中での
人々の瞬時の行動を捉える
ことが上手でした。
「名所江戸百景」の中でも1番の傑作と言われている
「大はしあたけの夕立」も、
突然の雨とその時の人々
を描いた作品です。
ゴッホも模写していますね。
大雨の豪音が聞こえそーな
迫力のある線と構図。
凄まじい雨脚は、
2枚の版木を使って濃淡2色の墨で摺り分けています。
その濃淡の線が重なりあい交差することで、どしゃ降りの感じを非常によく表してます。
大橋を逃げるよーにして渡る人と、
濡れることなど意に介さず、悠々と川をくだる「いかだ流し」との対比
っ
っ
っと思ったら、
逃げるどころか
傘振り回して遊んどるがや
小学生!!
ドラゴンボールを集めたのに、
来たのは
神龍じゃなくて
龍のいかだ?!
ただのオッサン(>_<)
「大はし下校時の夕立」
https://www.sodfactory.com/kaimonokago.html
2011年 182×256mm
●SOD factory個展「名画の休息」
始まります♪
https://nihonbashiart.jp/event/sodfactorywebex/
参考文献:サライ2009年7月2日号
錦絵でたのしむ江戸の名所
和楽
11月のWEBグループ展は
「アニマルフェイス」
https://nihonbashiart.jp/group/20231101/
SOD factoryグッズは
https://www.sodfactory.com/goods.html
SOD factory売店
https://www.sodfactory.com/kaimonokago.html
製作過程
https://www.sodfactory.com/moulinmotion.html
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