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s4準優勝 ピジョ型ドラパルトex 採用カード説明

シティS4    予選5-1で通過 
決勝で負けてしまった準優勝ドラパルトexデッキの紹介です。

当日のマッチアップ

1回戦 おまつりおんど 勝ち
バトル場と、ベンチのカミッチュ40と毎ターン2面取りでき、相手からドラパルトexをワンパンすることはカミッチュにマキシマムベルト(1度のみ)なので相性が良かったです。

2回戦 アルギラ 勝ち
相手に先行を取られて、先行2からトリニティノヴァを打たれて苦しい展開でした。
しかし、その返しにカウンターキャッチャー+まけんきハチマキで後ろのエネのついたアルセウスVをワンパンしつつ、ベンチにHP60ビッパもいたので、そのまま3枚を取る動きができたおかげで何とかテンポを取り、勝つことができました。

3回戦 黒古代 勝ち
アタッカーが、子ツキとハバカミのみの構築なので、ファントムダイブを連打しているだけで勝てました。親ツキがいたら、苦しい戦いになっていたと思います。

4回戦 サーナイト 勝ち
サイコエンブレイスで、ダメカンを乗せてくれるので、キルリアラインを枯らしつつ、手負のフワンテにダメカンを巻くことで複数枚取りができて勝てました。

5回戦 リザピジョ 勝ち
こちらがサイドを2枚取った返しに、リザードンexにスグリ+げんきのハチマキでピジョットが取られてしまい苦しい展開でしたが、最後にていさつしれいからカウンターキャッチャーがヒットし、後ろのロトムVを呼び出してギリギリ勝てました。

6回戦 ロスギラ 負け
ピジョットが立てられていない中で、アンフェアスタンプが刺さり、こちらの2体目のドラパルトに超エネが付けられず、ロストマインを2回巻かれて負けました。

予選2位トナメ
1回戦 レガシールギア
相手のレガシー付きカイナを神殿で無効にして倒し、ルギア、ガチグマの3枚を取って勝ちました。

カイナをアタックする前のターンから用意してきたため、ファントムダイブのダメカンでHPを200にできていたのが勝因です。こちらの試合は、最後のターンにルギアとガチグマの4枚取りを決めて勝ちました。(ベンチのガチグマに、ジェットヘッド70+60+30(もう30はカイナへ)+60+60=280と刻みました。)


2回戦 ミライドン
お相手の後1ジャッジマン+レントラーVのスナイプファングに苦しめられましたが、
奇跡的にドロンチのていさつしれいでペパーを引きあて、ピジョットexまで繋げることができ何とかテンポを取れました。
HPラインがライコウ200やミュウex180などドラパルトで取れるポケモンが多いので動き始めてからは順調に2枚ずつ取り進めて勝てました。


決勝  レガシールギア 負け
ネオアッパーエネルギーがサイドに落ちており、1匹目のドラパルトexを手張りで育てたのですか、2匹目のドラパルトexのエネ加速が間に合わず負けまし
た。どこかのタイミングでメロコを挟めれば、ワンチャンあったと思いますので、反省点です。

また、お相手のチラーミィがHP70としっかりドラパルトex対面を対策されていたのも厳しかったです。


続いて採用カードの説明です。

まずはポケモン

お分かり頂けます通り、ドラパルトexの枠をリザードンexにしてもそのままデッキになりそうな構築です。

その中でもポイントが何点かあります。

①ロトムVの2枚採用
先行1ターン目に絶対にそくせきをしたいからです。にぎにぎのピィもポフィン対応でかなり強いのですが、待ちの局面でも3枚引けるロトムの方が強いと感じました。

②ドロンチ3枚
ていさつしれいが本当に強いです。
並べた分だけ山を引けるので、マッハサーチを絡めての、ターン毎の必要札の要求を下げることができました。このカードでペパーをめくって挽回できた局面もあり、このデッキの顔です。
4枚入れたい気持ちですが、それでも多めの3枚の採用です。(挟むことでデヴォ対策にもなります。)

③かがやく枠の不採用
かがやくリザードンを入れようと思いましたが、入れ替え札がない構築のため、スタートしてしまったら大変なことになるので、入れませんでした。

④ピジョット型
ドラパルトexとアメを共有できる上、とにかくピンポイントで欲しい、シンオウ神殿やネオアッパーエネルギーなどを持ってこれるマッハサーチは強かったです。今後もこの型で使っていく予定です。

⑤マナフィの採用
ドロンチに進化してもHP90なので、手裏剣できぜつしてしまうのに加え、さけぶしっぽや水ポンの対策にもなるので、必須だと思います。
特にルギア対面でマナフィを置けないと、220ストームダイブを受けている前のドラパルトexと後ろで控えているドロンチなどを水ポンに取られてしまい、ゲームが終わってしまいます。


続いてグッズ・道具です。

①カウンターキャッチャー2枚
リザードンexと同じようにカウンターしながら戦っていきます。基本的にサイドを1枚取らせてから、相手のシステムを取りにいったり、動き始めます。

後半にかけては序盤に一度ファントムダイブでダメージを与えておいたポケモンを狩りにいきます。

特に、バトル場で倒す必要のないダメカン6個以下で倒せるポケモンをベンチに下げつつ、別のポケモンにダメージを乗せる動きは強く、他のデッキではあまりできないテクニカルなものでした。

②ネスト4、ポフィン4
初ターンにベンチ展開がうまくいけば、勝率が劇的に上がります。リザードンexデッキを使っている人ならご理解頂けると思います。

初ターンの盤面として、ドラメシヤ2体、ポッポ1体、ロトム1体を並べることに全力を注ぎます。

③ロストスイーパー、ともだち手帳、つりざお
ロストスイーパーは、雑に強いです。
サーナイトの道具、封印石、おまつり会場やポケストップなどスタジアムを割れたりなど腐ることは少ないです。

ともだち手帳は、序盤にハイパーボールのコストなどで切ってしまったボスの指令やナンジャモなどを山に戻すことでき、後半の手札干渉にも強くなりました。手帳のおかげで、メロコやフトゥーなどのピンのサポートを切ることに躊躇が無くなりました。

つりざおは、限りある超エネルギーを山に戻すのに使います。炎エネは、メロコで付けられるため、トラッシュにあっても回収ができますが、超エネルギーはそれができません。
そのため序盤にやむを得ず、超エネルギーを複数枚トラッシュしてしまった際には、戻すようにしていました。

④まけんきハチマキ、デヴォリューション
まけんきハチマキによる、230ファントムダイブは、カウンターキャッチャーと組み合わせて、ルギア、アルセウス、ギラティナなどのルール持たねポケモンをワンパンすることができ、サイドレースを有利に進めることができました。
デヴォリューションは、リザードン対面でのリザとピジョ退化2枚取りに使います。2体を同時に倒すため盤面が崩壊し、終盤のテンポを取れます。(純粋な退化として使っても強いです。)
使わない対面では、ペパーからハイパーボールのコストにします。

ハチマキとデヴォのコンビ技
ルギアVstarに進化された後も、230を与えておき、チラチーノに乗せておいた60ダメと一緒にデヴォリューションをすることで最後にまとめて3枚サイドを取るという動きもできました。

サポートとスタジアムです。

①ペパー4
先2でも、後1でも欲しい最強カードです。
封印石+アメ 封印石+ハイパーボール 
まけんき+カウンターキャッチャーなど
これ1枚で、ピジョット、さらにはドラパルトまで立ちます。後半に引いても腐りません。
なので、4枚必須です。

②ナンジャモ3
カウンターキャッチャー+ナンジャモは、伝家の宝刀です。後ろを取りながら干渉、とりあえず手札補充と万能でした。

④ボス2、メロコ、フトゥー
ボス3あってもいいですが、手帳で戻せるので、何とかなります。
メロコは、貴重な手張り以外のエネ加速手段です。手札も補充できるので、マッハサーチから立て直すことができます。
フトゥーは、ロトムを回収したり、ドラパルトを押し付ける際に使います。あまり使わなかったですが、入っていると安心できます。

⑤シンオウ神殿2
こちらは、新弾環境ということもあり、レガシールギアの対策のために2投しました。
レガシーエネでサイドがずらされてしまうと、負けが濃厚なってしまうため、レガシーが付いているポケモンを倒す時には必ず神殿を張ってから攻撃をすることを徹底していました。
改造ハンマーではない理由としては、ギラティナのジェットも対策できたり、相手のスタジアムを剥がすのにも使えるためです。

注意点としては、こちらにも1枚特殊エネのネオアッパーエネルギーがあるため自分の首を絞めないようにしましょう。

最後にエネルギーです。
①ネオアッパーエネルギー
1枚で2色分になる便利なエネルギーです。

エーススペックの枠は、アンフェアやプライムも考えましたが、リザードンexと違い、エネの供給が安定しないため、現状はこちらに落ち着きました。

ただ、ネオアッパーに頼りすぎてしまう部分があり、決勝ではサイド落ちしていて負けてしまいました。

②炎4、超3
毎ターン手張りで、エネルギーを付けます。
先述しましたが、炎エネはトラッシュからメロコで加速ができますが、超エネはできないため、大切にしたいカードです。
2色エネ要求のため、マッハサーチでエネを持ってくることもありました。
意外にも1日戦って、エネが付けられなくて困る局面も無かったため、この枚数配分で何とかやれます。

感想
ドラパの上技ジェットヘッドが無色1エネで70ダメ出るのも強く、キュワワーやヒトカゲなどHP70ラインを倒すことができました。
シティ当日の朝4時に完成して、対人戦が一度もできていませんでしたが、ドラパルトexの単体性能に助けられて、決勝の舞台まで行けたことをとても嬉しく思います。

今後の課題としては、エネルギーがネオアッパー頼みにならないように、ネイティオラインの採用を検討したいです。
また、ペパーからの器やエネルギー転送でエネルギーを手札に引き込める手段もあるとより安定感が増すと思いますが、枠が厳しいです。
入れ替え札がなく、ほとんどのポケモンが逃げエネ1なので、緊急ボードを1枚入れても強いと思います。


今後間違いなく、tear1デッキになると思いますので、対策は必須です。

各デッキでまるやけヒトカゲや、仲間を呼ばないチラーミィなど70たねに変えたりするだけでも対策になります。


このデッキの最大の弱点
アメ3枚構築のため、盤面に、アメ進化のドラパ、ピジョの2面ある状態のデヴォリューションがブッ刺さります。
リザードンのように、フレアベールリザードもないので、実はデヴォリューションで一撃で詰み盤面になります。
なのでミラーの際にはこのことを頭に入れながらプレイするだけでも大きく勝率が変わってくると思います。

ドラパルトとポフィンのレア上げが間に合いませんでした。

この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございます。


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