見出し画像

心筋梗塞は誰でも起こり得る?

こんにちは。そでたけです。

心臓の冠動脈の心筋が壊死するのが心筋梗塞であると以前お伝えしました。

では、心筋梗塞は血管がどのような状態だと発症しやすいのでしょうか。

心筋梗塞になりやすい血管の状態とは

心筋梗塞は、血管の内側に溜まったプラークに起因して起こるのですが、どれくらい血管が狭くなったら心筋梗塞になりやすいと思いますか?

血管が細くなって起こる症状に、『狭心症』と呼ばれるものがあります。
狭心症は冠動脈がプラークで狭くなり、血流が悪くなって心臓の筋肉に十分な酸素がいかなくなる状態のことです。

この狭心症は、血管が90%狭くなった状態が一番なりやすいそうです。

では心筋梗塞はどうでしょう。

実はあまり狭くなっていない血管が一番危険なんです。
25%ほど狭くなった血管が一番危ない

心筋梗塞を起こした患者さんの約6割が、血管が25%ほど狭くなった状態だったというデータがあるそうです。

血管が90%も狭くなると、詰まった箇所を迂回するように他の2本の血管が伸びてきてバイパスを作るので、90%狭くなった場合は逆に起こりにくいんです。

でも、25%程度だと、身体もまだ大丈夫だと判断してしまう。

だからと言って、90%狭くなったほうがいいかと言えば、そんなことはないです。
ある箇所は90%かもしれませんが、他の箇所は25%の場合もあるでしょう。
大は小を兼ねるではありませんが、90%も狭くなった血管のある身体には、25%狭くなった血管もある可能性が高く、全身の血管にプラークがあると思っておいたほうがいいです。

狭心症を発症しやすい90%狭くなった血管の人は、あまりいないかもしれません。
でも、25%狭くなった血管の人というのはたくさんいるのではないでしょうか。
つまり、心筋梗塞になる可能性は誰にでもあると言ってもいいのかもしれません。

血管は年齢とともに固くなり衰えます。
食べ過ぎや運動不足でプラークは溜まりやすくなります。
L-アルギニンクロロフィルで血管と血液をケアしつつ、食べ過ぎないように意識しなければなりませんね。
適度な運動も心がけたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?