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職業「コーチ」という生き方(25年2月)
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こんにちは、コーチの袖川です。
あっという間に25年も2月に入りましたね。相変わらず寒い日が続きますので皆さんも体調には気を付けましょう。
AIとコーチング
日々進化していくAIですが、実際僕はどれだけ恩恵受けてるのかなと思い試算してみました。
①ログ作成のコストカット
僕は1日平均5〜6本セッションをしていますが、その数だけレポートやログも作成しています。そしてかつては録音を聞きながら書き起こすせいで30分近くかかっていました。1日に180分近くログを作ってることになります。土日(8日)はセッション数が減少し、平日(20日)に比べると平均2セッションになるので、これで月にならすと180*20+60*8=4080。つまり68時間となります。
仮に時給を1万円とすると、年に68*12=816万円分のコストカットが出来ていることになります。結構すごくないですか?
②プログラム開発(0→1)の達成
どこかで詳しく話せればと思いますが、コーチ未来創造ラボはAIとの対話の中で生まれました。
このプログラムは僕の中の問題意識についてAIが言語化をサポートしてくれたところから始まりました。
コンセプト設計からコンテンツ企画、広報内容の検討、資料作成、スケールアップの提案…あらゆるところでAIと一緒に作っています。
僕より遥かに賢いので本当に助かっています。
月々3,000円でこのリソースが使い放題とするとこれはやはり破格です。
③セルフフィードバック
コーチングログを蓄積させていくことで、コーチとしての自分をより客観性高く分析させることが出来ます。
例えば、得意・不得意なクライアントのペルソナを作成させたり、自分の癖みたいなものも指摘してくれます。
メンターコーチングも当然受けてはいますが、AIによる評価も取り入れることでより自分が改善すべきポイントを明確にできます。
ざっとまぁこれくらいですが、他にも数えきれないくらい使っているのでもっと恩恵を受けているはずですね。
法人コーチングで求められるコーチ
最近、有難いことに法人の案件が急増していて、パーソナルコーチングの割合は2割くらいまでに落ち着き、それ以外は法人コーチングとなっています。
去年に「法人コーチングの割合を増やそう」と色々仕込んできましたが、やっと芽が出てきなという手応えです。
とは言えまだまだなのでもっと攻めていきますが、今日は法人コーチングで求められるコーチについて自分なりの今の考えをまとめます。
①基本的なビジネススキル
法人コーチングはいわゆるスポンサーとクライアントは別々であり、往々にしてスポンサーにレポーティングをしたり、関係者との打ち合わせが発生します。また、研修プログラムの一環としてコーチングが組まれていることが多いので、目的やゴールなどが明確なはずです。つまり、企業としての期待値をしっかり把握する必要があります。これらはコーチング的コミュニケーションとは全く別物です。会社員をご経験されている方であれば想像しやすいかもしれません。基本的な、と書きましたがあればあるほど良いと思います。
②クオリティコントロール
前述した通り、法人コーチングは明確に成果を求められているので、コーチとしては安定的に高品質なコーチングを提供できるようにならねばなりません。
そういう意味では責任感の矛先がパーソナルコーチングと異なっています。パーソナルの場合、成果そのものをクライアントと共に探求するケースも多く、クライアントの旅路を大きくとらえてコーチングをデザインする必要があります。
一方で、法人コーチングの場合は決まった期間の中で成果を出さないといけません。
③営業力
法人コーチングをしたいなら営業活動は必須です。天から案件が降りて来るわけではありません。ただ、僕は営業という職種の経験はありませんでした。コンサルから人材紹介というキャリアですが、人材紹介の時にKPIを追っていた時期があったくらいで、新規開拓経験とかはないのです。
それでもこうして案件を頂いているのも明確に営業活動した結果だと思っています。(これもどっかで詳しく書きたい
営業とは、「利益を得るために事業を営む」こと。ここで言う事業とは何か?それを営むとは何なのか?これを言語化し、実行するだけです。
今日は最近気になるトピックで書いてみました。
また来月お会いしましょう!
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