独りぼっち 海の底
波の中 傷付いて
明日なんてこなきゃいいと 嘆いて
音のない夜を 繰り返した
それでも
平気なフリして 何度も笑った
現実を知るのが 怖くて
透明な感情に
例える事も出来ない 色を着けてよ
まだこの声が 届くうちに ねぇ
たったひとつでも良いから ただ
心を繋いでいて
泡の様に 消えていく前に
大切に 想う程
俯いて 遠ざけていた
吐息が聞こえるくらいに 近付いても
離れたら 嘘になるみたい
それでも
あなたの笑顔が あなたの言葉が
浮かんでは 揺れてるの
本当の感情が
何ひとつ 分からなくなりそうな時は
あなたが傍で 抱きしめてよ ねぇ
そんな言葉さえも 言えずに
嵐に飲み込まれて 渦の中で目を覚ますの
あの日に 出逢わなければ
寄り添う事も なければ
もう嫌だよ これ以上 言わないでよ
暗い闇の中 独り
聞こえるはずのない 声が
また 響くの
不透明な感情が
いつの間にか あなたを傷付けてしまう
また海の底 堕ちてしまう だけど
この想いだけは 伝えたい
ずっと隣に居てよ 傍に居てよ
透明な感情に
例える事も出来ない 色を着けてよ
もうこの声は 枯れてしまうから ねぇ
たったひとつでも良いから ただニ人を繋ぎ止めて
泡になんて ならない様に
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