自己犠牲が多すぎる職場
あるプリントショップに入ると、店員が子連れの男性クレーマーの対応をしてました。「わかる人いないの?」とクレーマーは大声で高圧的な態度で店員を攻撃してました。
また、ある飲食店で働く若者がソワソワしてました。どうやら、次の交代シフトの人間が来ないので、店をでれない様子です。おそらくこのままだと大事な授業に遅れてしまう学生さんなのでしょう。
日本では、最低賃金、またはそれに近い賃金で働くパートタイマーでもクレーマーの相手をさせられ、無断欠勤する同僚の穴を埋めることになります。当然、中高年の職場でも発生します。
問題は、本来は業務範囲外のものが長い年月の経過で習慣化され通常範囲となっている職場があることです。雇う側が「そのくらいやって欲しい」「それくらい対応するのが常識だ」という姿勢になってしまうのです。
転職したばかりで何もわからないまま、自己犠牲を伴う業務をしないためにも「契約書」や「労働条件通知書」をよく読み、わからないことは質問しましょう。その業務が職務の範囲を超えていれば、上司に不満や苦情を言え、または業務指示を拒否することができます。
自分を守るためにも書類は読みましょう。
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