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「才の祭」楽曲&MV本日解禁!!そして大感謝!!
こんばんは。シンガーソングライターのソーダ・ヒロです。
本日ついに「才の祭」の楽曲&MV(ミュージックビデオ)が公開されました!
って、仕事の都合で日をまたいでしまいました、、、。すみません。。
「才の祭」とは、PJさん主催のクリスマスイベントで、クリスマスを題材にした小説を公募し、その中で選ばれたものから今度はその小説を元にした女性目線と男性目線それぞれでの歌詞を公募し、そこに楽曲をつけ、ボーカルを乗せ、MVをつけ、一つの作品にする、という企画。
(前回こちらでまとめさせていただいた記事がこちら↓↓↓)
11月にPJさんが企画を発足されてから小説の公募、それから女性目線と男性目線それぞれの歌詞の公募があり、小説は約130、歌詞は約80もの作品がエントリーされました。
最終的に小説はちょこさんの『「もう好きじゃないよ」ってどういう意味?」』に、歌詞は女性目線ではtaisashiさんの『Snow globe -スノードーム-』に、男性目線ではcofumiさんの『クリスマスの花束』に決定しました。
こうした流れを見るだけでもいかにたくさんの方の想いが乗り、たくさんの方が関わった企画なのだ、ということが伺え知れます。
そして大賞作品に対して女性目線の歌詞にはPJさん、男性目線側にはジユンペイさんが楽曲をつけられ、
女性目線側のボーカルにはこよみさん、僕(ソーダ・ヒロ)は男性目線側のボーカルとして楽曲を歌わせていただきました。
そしてそして!本日ついにその楽曲&歌に動画チームの方によって制作されたMVが乗り"作品"として公開されました!!
『クリスマスの花束』
本っ当に素敵なMVに仕上がっており、「どこを切り取っても壁紙になる!」ほどポップでキャッチーなイラストであり構図であり色合いで、すっごい好み!!
個人的にサビの「好き」の花びらが集まって"花束になる"シーンが大好きで、楽曲の高揚感と合わせてすごく胸が高ぶりました!
やはり視覚から受け取れる表現のその"強さ"というものはすごくインパクトがある、と本当に思いました!
サイくんがまたイラストとして華があり過ぎますね♪「才の祭」のモチーフとしてこれ以上ないほどキャッチーなキャラクターです!
『Snow globe -スノードーム-』
女性目線の楽曲『Snow globe -スノードーム-』のMVも拝見させていただきました!
ついに曲の全容が明らかになったわけですが、聴いてサビへ向かう瞬間「わ!わ!これあのCMの曲だ!!」みたいな感覚があり感動しましたね!こよみさんの歌がまたすごく素敵だったんです!全編聴いてよりこよみさんの声質というかその歌声の儚さ、ぬくもり、優しさというものがすごく伝わってきてグッときました!
PJさんの曲の展開が見事で、ストーリーとしてすごく魅力的なメロディー構成で、taisashiさんの素敵な表現の数々を楽曲として昇華し、また、こよみさんの歌との相性が抜群でした!
そしてそして!そのMVの煌びやかさたるやお見事!感情の流れを演出するようなイラストの動画に雪の結晶、スノードーム、引き込まれる世界観がありました!
動画作成されたミムコさん、しろくまきりんさん、二ノ宮旬さん、大橋ちよさん、本当に素敵なMVをありがとうございました!!
動画作成されたミムコさん、しろくまきりんさん、二ノ宮旬さん、大橋ちよさん、本当に素敵なMVをありがとうございました!!
ボーカル録音のエピソードについて
今回僕はボーカルとして参加させていただいたのですが、ボーカルについて、僕は一番の"苦手"意識を感じていました。
(すみません、少しだけ自分の話をさせていただきますがご容赦下さいませ。。)
元々3人組で路上で歌唱・演奏活動を行なっていましたが、その当時の僕は歌唱に重きを置けていませんでした。"3人"という性質上ユニゾンやハモリでそれぞれが補い合う形で成り立っていましたし、僕はどちらかと言えば"作曲"に固執していました。
「どんな歌唱であれ曲が良ければ全て良い。」といった考えがどこかにあったんです。
それが解散し、一人になって、
(その経緯はこちらのマガジンや朗読にて↓)
向き合う対象が全て"自分"となって初めて自分の未熟さを痛感しました。
グループの時から周りの先輩ミュージシャンからは"歌に感情がない"と指摘をされていましたが、グループであることでその指摘を直視していませんでした。
そのためソロで活動を始めてから"作った曲を自分の歌唱で台無しにする"なんてことが続いていたんです。
ただ、そこから抜け出したくて去年からカバーを始めました。
既に発表されているアーティストの歌唱の入った楽曲を自分が歌うことで比較対象があることで自分の歌唱を省みることができる、と思ったんです。
そういうことを繰り返している中でたくさんのことに気づけました。
悲しい曲ならトーンを落とせばいい、とか
楽しい曲なら笑顔で歌えばいい、とか、
そういった上っ面の考えでは何も伝わらないこと。
逆に感情を込めようと意図して歌えば歌い手のエゴが曲の本質を潰してしまうこと。
歌い手としてやれることは、
・メロディー(=感情)を理解すること。
・歌詞の物語に没入すること。
・その楽曲を自分のこととにして想うこと。
・不特定多数に届けることを意識する以上にその楽曲の持つイメージに沿った自分なりの大切な人を映すこと。
・そこに向かって想いを"馳せて"歌うこと。
・歌一つ(アカペラ)で成り立つほどメロディーを纏うこと。
この一年"歌"と向き合う中で得た僕なりの現状の答えがそれでした。
今回cofumiさんから「才の祭」の企画をご紹介いただいた時、この一年で培ったものを持ってこの素敵な企画に参加したい!と思いました。
お話をいただいてから「才の祭」の企画をPJさんの記事から遡って全て拝見させていただき、小説に公募されてる方の作品を読めるだけ読ませていただき、ちょこさんの小説を何度も読み込みました。
歌う際には頭でその画が浮かぶ余地を作れるようcofumiさんの歌詞は見ずに歌えるようになるまで歌い込み、
ジユンペイさんの楽曲の中にどっぷり浸かってメロディーに含まれる感情を理解することを繰り返しました。
素晴らしい作品、そしてたくさんの方の想いの詰まったこのバトンを自分の番で台無しにしてはいけない、というプレッシャーももちろんあったので、いただいた時間の中でやれることは全てやろうと思いました。
仕事への出勤退勤時の車の中で歌い、
仕事終わりにギターを積んで車で人気のない路地方に車を停め、車の中で歌い、多少の防音効果を期待して家のウォークインクローゼットの中でも録音したりして、
シチュエーションだけ見たら笑い話になる状況ですが(^^;;
最終的な録音は普段から利用する地元の公民館で、小学校から息子が帰宅するまでの時間に歌えるだけ歌って、
その歌の素材をジユンペイさんにお渡しさせていただきました。
締め切りの日の深夜にデータ送信させていただいたので実質締め切り過ぎてしまって申し訳なかったです。。。
(その後のジユンペイさんの的確なお仕事のおかげでスケジュールに穴や遅延を発生させなかったのはホントジユンペイさんの仕事人としての腕の良さのおかげです!)
まだまだ未熟な歌唱だったと思いますが、歌い手として特段取り柄のない自分がやれることは"全力で取り組むこと"。
とにかく今自分にやれる(出せる)ものは全て出し切ろう、と思い歌わせていただきました。
そして、今回の企画に参加させていただき、大変多くの学びをいただけ、また、僕も皆様同様この企画に想いを乗せるバトンリレーに参加できたことを本当に光栄に思います。
エンドロール
最後に「才の祭」に携わられた皆様の記事のご紹介を!
「才の祭」に関わられた全ての皆様に心より感謝し、その楽曲が多くの方の耳に触れることで「才の祭」という素敵な企画が大きく輝くことを心よりお祈り致します。
ありがとうございました!!