みんな傑作を持ってる
「いい曲を作りたい!」と連呼してるソーダ・ヒロです。
以前の記事で『いい』の正体は『愛情』という答えに勝手にたどり着いて、
また、『メロディー』や『歌詞』など作品を作る上での考えを巡らせる中で、
"メロディーは感情"、"歌詞はメロディーから与えられるイメージを聴くものの記憶・感情に案内するもの"、という解釈をして、
そうした役割や意味づけを行なった上で、
感情を動かすほどの『いい』曲をどうやって探り当てるのか!?
きっと数多ある名曲を作り出した方々の発想自体が特別なもので、
そういった特殊能力をもった方々だから名曲が作れたのだ。。。
そんな風にして「自分みたいな普通の人間には、、、」と、半ば諦めにも似た気持ちに苛まれたりしてました。
みんな“傑作”という名の“○○○○”を持ってる
でも、『メロディーが感情を再現したもの』で、『いい音楽』の『いい』と思う感覚の根底に"愛情"があるのだとしたら、
それって僕も持ってる!
いや、
みんな持ってる!
"名曲を作り出す才能"、というより、
心が躍動するほどの大きな"感動体験"を持ってる!
と。
自分の感動を取り出す
名曲を作り出した方々の優れてるところは、
『自分の持ってる大きな感動体験を上手く取り出せている。』
という解釈にもなるのかも、と。
以前の僕はただ闇雲に感情を放ってみたり、とにかく数作ることで"まぐれ当たり"を待ってたり、と、ほぼ博打に近いやり方で『いい』メロディーを探していましたが、
『いい』音楽の『いい』はきっともう僕が持ってる。
それは誰しもみんながそう。
あとはそれを上手く取り出すだけ。
そのために、
テクニックを学んでみよう、
理論を学んでみよう、
流行の理由を考えてみよう、
頭をこねくり回してみよう、
誰かの良曲に浸ってみよう、
誰かの考えをフラットに受け入れてみよう、
僕の癖を見つけてみよう、
そうした方法を手当たり次第に試してみよう。
僕がすべき努力の方向は『自分の中の感動を取り出す』こと。
流行を取り込む、というよりそこに投げて跳ね返して世間とのズレを知り、自分の趣味嗜好、思想、を知って自分を深めよう。
自分は何に感動するのか?
誰に聴いてほしいのか?
何を『いい』と思うのか?
自分の欲求、願望を知ろう。
音楽理論も方法論も考え方も、
全ては"自分の中の感動を取り出すため"にある。
『いい』メロディーは“降ってくる”のではなく“繋がる”
そうしている内に、
『いい』メロディーはどこからともなく
"ふと降ってくる"
のではなく、
元々持っている自分の大きな感動した感覚に
"ふと繋がる"
ことで良質なものが生まれるのかもしれません。
「このメロディーってホントに自分の感動の大きさを再現できてるのか?」と疑問に思えば、
"自分の心が動いたか"を確認すれば良い。
誰かと競い合わせる以上に、自分の感覚に正直になること。
『いい』を取り出す理論や方法は自分の外にあるかもしれないけど、
『いい』の種は自分の中にある。
そこをきちんと棲み分けて、
考えを整理して、
かけるべき場所に対して
手を抜かず全力で力をかける。
努力の方向を今一度立ち止まって再確認。
『いい』はもうすでに持ってる。
『いい』を取り出そう。
そのために
固執してた考えを、心を無にして
様々な人から、歴史から、方法論から
とにかく学ぼう。
そんな現在位置と目的地の再確認な投稿でした(^^;
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