出身はどこ?【田舎者の悩み】都会をうらやましく思いつつ
いつもありがとうございます。
sorato24です。
僕は学生時代、都会に出たくてたまりませんでした。
しかし、現実的に地元に残って35年。
今でも都会の人を羨ましく思います。
いえ、きっと都会の人は以下のように言うはずです。
田舎も良いことあるでしょ
自然があって良いじゃん
生きていくなら田舎が良いよ
僕の周りには都会出身の人が多くて、いつも言われていました。
僕からすれば、以下のように思います。
都会に「帰れる」からそう思うんだよ
田舎に4年程度しかいないでしょ
電車?乗ったことないけど?
僕が住んでいるのは、四国「徳島」です。
この記事を読んでくださる方々は、どんな場所に住んでいるのでしょうか。
もちろん田舎に住んでいる人もいるでしょう。
田舎に住んでいる人は、きっと僕と同じような悩みや願望があったに違い有りません。
というのも、WEBライターとして働いていると「情報量」に差が生まれるからです。
そんなわけで、今回は「田舎者成功論」とも言える内容です。
「都会VS田舎」田舎が勝てない理由
都会に住んでいる人には、既に感覚が無くなっていることを述べます。
夜になるとコンビニが閉まる
ガソリンスタンドは夜7時まで
24時間のスーパーは遠い
電車は1時間に1本(徳島に電車はなく、汽車です)
街を歩けば老人ばかり
2022年現在、コンビニやガソリンスタンドなどは夜遅くまで開いているようになりました。
24時間営業の店も、一応あります。
今回は、そんな物理的なことを述べたいのではありません。
周囲の人の「考え方」に大きな違いがあると思っています。
「成功希望者」が少ない田舎
田舎の人には心当たりがあることでしょう。
田舎者は「仲間はずれ」を気にします。
都会に住んでいる人も意識するでしょうが、田舎に住んでいるともっと気にします。
というのも、地元に戻るとわかるように「近所の人はみんな知っている」現象が起こっているからです。
少し悪いことをすれば、すぐに噂が広がります。
小さい頃からそんな中で生活していると、周囲から「あの子は立派だ」「あの子は悪い」というレッテルが貼られています。
そして、多くの人は大人になってから「都会に出る」のです。
しかし、田舎に残った人々もいます。
そのうちの1人が、僕です。
それぞれに事情があるとはいえ、田舎に残ると「仲間」を意識せざるを得ません。
小学校の時の友達や、中学や高校の友人など。
または、その人々を取り巻く大人たち。
街に出ても「誰かに見られている」という感覚が、背中を突き刺してきます。
僕はフリーランスになりましたが、35年間生きてきた中で「徳島で活動しているフリーランス」に出会ったことがありません。
僕が出会ったことがないだけかもしれません。
もちろん個人事業主は多いので、フリーランスと同じような感覚になることもあります。
田舎で成功している人は「起業する」ことを考えます。
会社をつくり、社員を雇います。
僕もそう考えていた時期があったため、学習塾で起業しました。
その後、WEBライターになったわけですが・・
「WEBライターをしている」と言えば、必ず聞かれる内容があります。
「WEBライターってなに?」
都会に住んでいる方々、信じられますか?
現在でも「WEBライター」という言葉すら、田舎には出回っていないのです。
そんな中で、僕はWEBライターをしています。
都会に住んでいる方々とは、明らかに違う点でしょう。
きっと「田舎でWEBライターをしている」という人がいれば、共感されるに違い有りません。
それでも「やった者勝ち」のWEB業界
愚痴に似た内容を述べてしまいましたが、結論を言います。
「それでも、やった者勝ち」です。
WEBライターとして、初めて月収50万円を達成したときを思い出します。
友人に自慢しました。
「今月、50万円達成するんだ。焼肉でも行かない?」
「え?どんな仕事してるんだっけ?」
「WEBライターだよ」
「WEBライターってなに?」
「記事を書く仕事だよ」
「雑誌とかに載るの?」
「いや、グーグルの記事だからネットで・・」
「へぇ〜すごいね。成功者じゃん!焼肉、奢ってくれるんだよね!」
「奢りますよ(笑)」
月収50万円を、たった1度だけ達成したら「成功者」になってしまいました(笑)
少し稼いだ話をすると、すぐに「奢ってくれるの?」と言われるのも人の常かもしれませんね。
さて、都会と比較して、田舎はデメリットが多いものです。
特にWEB業界では、ドッグイヤーと言われるほど変化します。
しかし、だから「田舎者は参入すべきではない」というのは間違いです。
そもそも都会とは物価が違うため、少し稼げば「成功者」になることができます。
もちろん友人の中にはWEB業界に参入している人もいます。
しかし、田舎で「フリーランスのWEBライター」というのは目立ちます。
目立つのが嫌であれば、言わなければいいだけです。
ちなみに、日本全体を見渡せば、僕はまったく成功者ではありません。
WEBライターの中でも、中堅・・良く言って「中の上」という程度でしょう。
田舎者は都会を真似するだけで「勝てる」
田舎者が都会と張り合う必要はありません。
WEBライターの場合、インタビューをすることがあります。
ある起業の社長などにインタビューして、記事を書くのです。
一般的な雑誌などに記載する記事と同じですので、単価が高くなる傾向にあります。
しかし、田舎で活動していると、そのインタビューに出向いていけません。
と、いうのは一昔前のお話。
現在はZoom面談が基本になりましたよね。
田舎者にとって、これがどれだけ有り難いことか。
コロナを称賛するわけではありませんが、コロナにより働き方改革が進みましたよね。
そして、どんな企業も「オンライン」が日常化しました。
田舎者にとって、これほどチャンスであることは無いんです。
ネットさえ繋げば、仕事を受けることができるのですから。
「え?インターネット?必要ないんだけどな・・・」
田舎には、そんなふうに言う高齢者も多いですよね。
農業を中心とした「昔ながらの方法」で仕事をしている人にとって、ネットは不必要なものかもしれません。
しかし、若者は違います。
これから活動を始める田舎の若者にとって「田舎にいながら稼ぐ」ためには、WEBが必須です。
体を動かして働くのも良いでしょう。
しかし、都会からの仕事を受注するには「ネットが必須」です。
田舎者にとって「なんて当たり前なんだろ」と思う内容の記事になりましたね(笑)
あなたが田舎の人であれば、共感していただけるでしょう。
あなたが都会の人であれば、逆に新しい感覚で読んでいただけるでしょう。
「都会」も「田舎」も関係ありません。
個人の力が問われる時代。
もうそこまで来ているのですから。
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