黒夢の話はそれからだ
来年2月に黒夢が10年ぶりにライブを行う。会場は東京ガーデンシアター。
チケットの抽選が始まっていたので、とりあえず申し込んだ。清春のファンは信者というか、ガチというか、盲目的にアーティストを支持する、みたいな感じの方々が多そうだから(偏見)、まず当選しないだろうな、と思ったけれど、まぁ、一応ね。
正直、どうしても観たいというわけでもないけれど、かつて黒夢もSADSも初期の清春ソロも好きだったし、観れたらラッキーくらいの軽いノリ。
ところが、まさかの当選してしまった。
かなり予想外だった。
おいおい、清春、大丈夫?ファン離れが加速してんじゃねーの?と余計な心配をしてしまった。
俺が黒夢やSADSに夢中になっていたのは、小学生高学年〜高校一年生くらいの頃。当時はめちゃくちゃカッコイイと思っていた。今、たまに聴いてみると、思春期の音楽という感じで、半笑いで聴いてしまう。カッコイイとは思うけれど、懐かしさ混みで聴いてしまうし、純粋に夢中になれるようなものではない。
俺が清春を半笑いで見るようになってしまったのは、2009年に行われた黒夢活動再開&解散ライブの模様を収録したライブアルバム「kuroyume the end CORKSCREW A GO GO! FINAL」を聴いてから。詳しくはまたそのうち書こうと思うけれど、マジで酷かった。高い金を払ってライブを観に行かなくて良かったなぁ、と思った。
それ以来、清春の歯に衣着せぬ発言はすべてただのビッグマウスだと感じるようになった。エラソーなこと言ってるけど、あんな酷いライブしちゃう奴なんだよなぁ、ダサいよね、という風に思ってしまう。まぁ、もちろん、そういうダサいところも含めて好きではあるのだけれどね。
そんなわけで、良い機会なので、来年2月のライブまでに黒夢のアルバムをきちんと聴き直してみようと思う。
来年2月、果たして清春はちゃんと歌うのか!?
いやいや、どうせ歌わないでしょ。声は出ない、歌詞は忘れる、リハ不足で歌の入りを間違える、みたいなライブになるんでしょ、どうせ。何せ10年ぶりだし。だからライブは清春のヴォーカルではなく、人時のベースを聴きに行く気持ちで臨むつもり。
清春はアイプチしてないでボイトレに行き、歌詞を覚え、ライブリハをちゃんとやれ。話はそれからだ。