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ビーキーパー

日付が変わって昨日は、映画「ビーキーパー」を観てきた。
主演ジェイソン・ステイサム、監督デヴィッド・エアー。

ステイサムもデヴィッド・エアーも大好きなので、期待値マックスで観に行ったのだけれど、マジで最高だった。今の時点で年間ベスト級に面白かった。
「96時間」、「イコライザー」、「ジョン・ウィック」シリーズのような、俗に言う「舐めてた相手が殺人マシーンでした」映画なのだけれど、今回のビーキーパーは圧倒的に強かった。ステイサム主演映画の中でも最強クラスだと思う。
ステイサムの映画といえば、「ステイサムを怒らせた奴は始末される」というのが定番で、今回の「ビーキーパー」もいつものステイサム映画なのだけれど、とにかく景気が良い。悪党のアジトのビルを爆破したり、走る車に悪党をくくりつけて橋から突き落としたり、観ていて思わず「ヒャッハー!」と叫びたくなるシーンが盛りだくさん。
ステイサムに狙われる悪党は心底クズなので、やられればやられるほどスカッとする。

観客の評価も上々らしく、ネット上では、「映画の中の悪党がやってはいけないこと」として、
①ジョン・ウィックの犬を殺す
②マッコールさんの前で悪事を働く
この2つに、
③ビーキーパーの恩人を自殺に追い込む
が追加されたりして、なかなか盛り上がっていた。

今回、ステイサムによって悲惨な目に遭う悪党は法律の穴をかいくぐる詐欺集団で、なかなか法で裁くことは出来ない。そんな奴らに対して、「本当の悪は自分で裁く」というスタンスで行動するステイサム。詐欺集団の背後にはもっと巨大な悪が存在しているのだけれど、そんな巨悪に対しても自らの正義を貫くステイサムの姿は、ただスカッとするだけではなく、「真っ当な暮らしをする善人が幸せに生きられる社会が一番良い」ということを教えてくれる。

とにかく、マジでオススメ。うちの父親はジェイソン・ステイサムの映画は食わず嫌いで観たことがないのだけれど、騙されたと思って観てくれ!とオススメしまくっちゃったよ(笑)。

ちなみに、映画館に行くと、若いカップルが「ビーキーパー」を観に来ていて、彼氏のシュミなのかなぁ、と思っていたら、まさかの彼女の方がポスターの写真をスマホで撮影し、「ステイサムめっちゃカッコイイ!ほんと大好き!」とテンションが上がっていた。若い女の子も虜にしてしまうなんて。ステイサム、恐るべし。

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