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欠勤8日目 MY BLOODY VALENTINE
まずは今日の2枚
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モノクロ
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カラー
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独眼流
バレンタインだし、そういうイラストを描こうかと思ったけれど、柄じゃないし、乗り気にならなかったので、やめた。
さて、せっかくだからバレンタインの思い出を書こうと思うけれど、何のオチも無い単なる思い出話なので、苦手な人は読み飛ばしてほしい。
遥か昔、当時付き合っていた年下の彼女から、バレンタイン近くに「バレンタインは手作りのお菓子を作ってあげる。何が良い?」と訊かれた。
俺はふざけて、「どら焼き」と答えた。実際、どら焼きは大好きだし。
彼女は「クッキーとかケーキとかチョコじゃなくて?どら焼きなんか作ったことないよ」と笑っていた。
軽い気持ちで発言したので、どら焼きのことなどすっかり忘れていたバレンタイン当日、彼女は本当にどら焼きを作ってきた。
不恰好だったけれど、ちゃんと粒あんのどら焼きで、美味しかった。
「本当に作ってきてくれたんだ?」と俺が驚いて言うと、彼女は、「喜んでほしかったからね。頑張って作った。ちょっと皮の形が失敗しちゃったから来年リベンジさせてね」と笑った。
あまりにも嬉しかったので、その日の夜はいつも以上に燃え上がりましたとさ。
次の年のバレンタインには、俺は彼女と別れて他の女の子と付き合っていた。その女の子からは、確かGODIVAだか、どこかの値段の高いチョコレートをもらったと思う。けれど、俺は心の中で、手作りのどら焼きのことを思い出していた。
どっちが良いというわけではないけれど、その手作りのどら焼きのことは一生忘れられないと思う。人それぞれ、愛情の伝え方は違うし、どれが正解というわけではないけれど。
その手作りどら焼きの女の子は、俺には勿体無いくらいの良い彼女で、思い出がたくさんある。ここには書き切れない。どこかで元気にしていると良いね。
一応、バレンタインなので、マイブラを聴いているけれど、だから何だ?って感じだ(笑)
マイブラで一番好きな曲は、「only shallow」。高校生の頃、NIRVANAが大好きだった俺はマイブラを聴いてシューゲイザーにハマった。もう20年も前なのか。遠いなぁ。