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だんだん先生の影が薄くなってくるのが、子どもたちの成長の証②

おはようございます!

今朝はちょっとだけ涼しいですね☺️

今日の内容は昨日の続きなので、もし良ければこちらからお読みください!       https://note.com/sod0119/n/n48eabf57026d


はい!っていうことで、時は合唱コンクール直前です。

クラスにひとりだけ全然声を出さない子がいたんですね。ずっと「ちゃんと声出してよ」って言い続けてて、とうとうその日その子が爆発してしまったんです。


「何で歌わなあかんねん。」


その時思ったんです。あ、まだ自分の想いが伝わってないなと。

でも、前半の僕とは違う。成長できてました。その日の練習は中止にして、その子に伝えました。

「何でみんなで歌おうって言うかって??それはみんなで何かを成し遂げる達成感を全員で味わいたいからや。本番まであとちょっとや。そのちょっとの間、いっぺん全力で、本気で練習してみいひんか??本番終わった後、このクラスなら絶対に◯◯(名前)が今まで見たこともない景色を見せられるから。絶対に楽しいって思えるから。もしそうじゃなかったら俺の文句どんだけ言うてくれてもいい。その代わり、本番終わるまで全力でやりきってみて欲しい。」

その子はしぶしぶ「うん」って言いました。

その子が本番後どう思っていたのか知ることはありませんでしたが、終わった後、ええ顔してたのは鮮明に覚えています。

そして、この問題が起きたことは、前半散々お世話になった学年主任の先生も知っていました。


でも、もうその先生が僕たちにアドバイスをくれることはありませんでした。


その後にあった卒業式の答辞も自分たちでつくることになったのですが、そのときも先生が口を挟むことはほとんど無かったように思います。(おかげで先生方が初体験というくらい長い答辞が出来上がりましたが、、、笑笑)

これは、卒業してから聞いたのですが、あの合唱コンクールのときは、「あの子たちなら何とか乗り越えてくれるでしょう。」そう思って何も声をかけなかったそうです。

今よく考えれば、その先生との思い出のほとんどは、中3の前半です。


あぁ、いい先生ってこうなんだろなぁ。

学年の最後の方になると、子どもたちが主体的にクラスを動かすようになるから、子どもたちが成長していくから、先生の存在は薄くなっていくんだろなぁ。


ちょっと先生の立場になって考えてみると、

寂しいけど、ものずこく嬉しいですね☺️


子どもたちが成長して、イキイキしてる姿を遠くから眺めるっていうのも憧れです笑笑


っということで、今回は2日間に渡って僕の原点でもある中3の時のお話をしました。


みなさま今日もいい1日をお過ごしください!


ではまた。

One love.