GISの会社がコーヒープロジェクト?
祝4期目!いつもありがとうございます。
こんにちは、株式会社SOCO 代表取締役社長の上野です。SOCOはこの12月で4期目を迎えることができました。ありがたいことに、少しずつではありますが、お取引させていただく企業様や一緒に働いてくれるスタッフが増え、新たな年度を迎えられること、大変嬉しく思います。この場を借りて感謝申し上げます。
そんな節目でもある今月は、SOCOのメイン事業であるGISとはちょっと違う取り組み「コーヒープロジェクト」についてご紹介をさせてください。
ミャンマーコーヒーとの出会い
私の一日は、コーヒーを片手に高崎の山々を眺めながら、ほっと一息つくところから始まります。1年半ほど前にメインとなる居住地を東京から高崎に移動させ(とはいえ、東京いったり関西いったりと住所不特定のような生活をしていますが)、自然を身近に感じられる機会が多くなり、どこかしら心の余裕ができたようにも思えます。
忙しい日でもどこに行っても絶対に欠かせないのはコーヒーです。飲み忘れると1日の調子が狂ってきます(笑)。カフェインの過剰摂取はよくないから、と思い「1日1コーヒー」をマイルールとして課しているのですが、繁忙期(12月~3月)はついつい過剰摂取しがちです。。
特にコーヒーに詳しいわけでもないですが、コーヒーは大好きで、今までは「好きなコーヒーはマンデリン」と答えていました。「土っぽい味が癖になるんですよね」と言うと変人扱いされますが、、すきです!
そういえば、ふと思い出したのですが、学生時代の就職活動では、コーヒー業界にも足を運んでおりました。結局、全く業界の異なる企業に就職しましたが、こうやってコーヒーに関わることができ、とても嬉しい思いです。チャンスはいつ訪れるか分かりませんね。
マンデリン一択だった私にミャンマーコーヒーという新しい出会いを与えてくれたのが、ワラム株式会社の加藤代表。加藤代表とはミャンマーで出会いました。SOCO設立前の2019年、自分探しの旅と称してミャンマーに行き、日系企業でお仕事をさせていただく機会を頂いておりました。そのときに出会ったのが加藤代表です。(詳しくは 〜会社設立までのストーリーとコーヒープロジェクトに対する思いとは〜で語ってますので、よければ見てください)。
自由ノ農園コーヒー
ワラム株式会社は、ミャンマー国内でも特に良質なコーヒー豆の生産が行われているシャン州の契約農家向けに、これまでアクセスのなかった『コーヒー生産に特化したファイナンスサービス』を提供している企業です。現地の生産者が家族で大切に育てたその想いと空気をそのままに、ミャンマーコーヒー豆をその他協力企業のサポートを受けながら、日本国内での提供をされてます。
SOCOはコーヒー豆の企画販売やオンラインショップの運営、企画をお手伝いさせていただいております。21年9月には沖縄のHAPPY EARTH FEST 2021でミャンマーコーヒーをご提供させていただきました。
私たちがお届けしているミャンマーコーヒーは、「自由ノ農園コーヒー」と名付け、皆様のお手元にお届けをしております。
コーヒー×GIS
本プロジェクトでは、消費者目線でしか見たことのなかったコーヒーを企画・販売という立場から携わることができ、いつも新たな発見と学びを得ています。そのなかでとりわけ強く感じたことは「生産者の顔が見えずらい」ということ。
「生産者の顔が見えずらい」ということは、裏返せば多くの人が関わってくれていて、その商品が出来上がるまでに色んな想いがぎゅっと込められているんですよね。
またコーヒーは国を超えて、長い旅を経て手元に届いてくれます。そのストーリーを地図と連動させながら紹介すれば、自分が旅行しているかのようなわくわくした気分で、楽しみながら読んでくれるのでないかと思い、ミャンマー自由ノ農園コーヒー ストーリーマップを制作いたしました。コーヒーが生産者から消費者のカップに注がれるまでの位置情報とそこまでにある社会的なストーリーをお届けしておりますので、よかったら覗いてみてください。
このマップは「自由ノ農園コーヒー」に特化した話ではありますが、ほかのコーヒーも同じような商流で皆様のお手元に届いていると思います。この機会にぜひコーヒーが手元に届くまでのストーリーを覗いていただけたら嬉しいです。
自由ノ農園コーヒーに関してもっと知りたい!という方は、ぜひ以下サイトも訪問してみてください。ワラム株式会社の加藤代表の想いや、現地レポートも見れます。もちろんコーヒーもご購入可能です。
https://www.securite.jp/store/list/2965
追記
手前味噌ですが、いまでは好きなコーヒーは何?と聞かれると迷いなく「自由ノ農園コーヒー」と答えます。フルーティーで柑橘系のような優しい味が、清々しい1日をスタートをさせてくれます。
最後になりましたが、第4期も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年12月6日
代表取締役社長:上野操子