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GISとは?GISを活用するメリットとは?
本日は当社のメイン事業である「GIS」について、少しでも興味をもっていただきたく「GISを活用するメリット」について書いてみたいと思います。
1. GISとは?
GIS(Geographic Information System)とは地理情報システムとも呼ばれ「位置を持ったデータ」を分析・加工・表示するためのソフトウェアです。
「位置を持ったデータ」はイメージしずらいかもしれませんが、実は身近なものがたくさん該当します。
位置を持ったデータ例
● 座標(緯度・経度の情報)
● 標高(富士山 3776m)
● 県、市町村などの行政界
● 住所
● 都道府県毎の人口情報
1.1. いくつもの情報を一度に可視化する
GISは「多くの情報を一度に可視化・分析できる」という点が特徴です。
複合的に情報を可視化・分析した例
● 人口分布図(人口×行政界)
● ハザードマップ(土砂災害区域×避難所×道路)
ハザードマップを例にしてみますが、「避難所」のほか、どこを歩いていけばいいのかという「道路」の情報と、「土砂災害が起こりやすい区域」の3つの情報を一つに集約して可視化することで、ハザードマップという新たな価値(情報)をうみだすことができるのがGISです。
1.2. 色情報でより分かりやすく
GISがあれば、情報をより分かりやすく視覚的に表現することができます。
人口分布図を例に、GISでどのように表現できるか見てみましょう!
STEP① MAP上に数字で人口数を表示する
各行政区域毎の人口を数字で表示してみました。
どの場所がどれくらいの人口なのか確認できるものの、「どこが多くてどこが少ないのか」は分かりずらい図ですね。
![人口_数字_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61724176/picture_pc_a89a84f0381ac9c2acbd0997c573bf4a.jpeg?width=1200)
STEP② 人口分布状況を色で表現してみる
人口の多い少ないを色を使って表現してみました。
![人口_色別_凡例修正](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61725298/picture_pc_88694866305fc64062c32e928a726667.jpeg?width=1200)
色の濃いところが人口が集中しているエリア、薄いところが人口が少ないエリアです。
視覚的に人口の分布状況が捉えやすくなったのではないでしょうか?
STEP③ 色と数字の両方で表現してみる
STEP②でわかりやすい図になりましたが、さらに正確に情報を伝えるために「色+数字」で表現をしてみます。
![人口_色別・数字_凡例修正](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61725072/picture_pc_0aba2df6032aa9d8efea4d414443c81a.jpeg?width=1200)
ざっくりとした概念をとらえることもできますし、詳細な情報を把握することも可能になりました。
STEP①~③でご紹介したように、GISでは様々な表現方法が可能です。特に色を使って表現できる点がGISの強みです。
2. さいごに
GISを活用するメリットは、多くの情報を的確にわかりやすく伝えることができる、という点です。
人口分布図を例にGISの活用方法をご紹介しましたが、メリットを導入するメリットが少しでも伝わったら嬉しいです。
GISで出来ることは、今回ご紹介したことだけではありません。
これから少しずつご紹介していきますので、またnoteを見にきてください!
今回の記事を読んで
● 弊社にもGISを導入するメリットがあるのか?
● GIS導入したらどんな効果が得られるんだろう?
など、GISについて少しでもご興味関心をもたれた方はぜひお気軽にご相談ください。
皆様からのご連絡お待ちしております。
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