誰でも簡単に!WebMapサービスの紹介
とあるイベントのマップを作ってみた
先日、弊社がサポートしているコーヒープロジェクトの一環で、高崎市で開催されたコーヒーイベント(珈琲愉時)にお邪魔してきました。
コーヒー?GISの会社じゃないの?と思われた方は、ぜひこちらの記事も見ていただけると嬉しいです。
群馬県内に限らず全国各地からコーヒーショップが集っており、コーヒー好きには夢のようなイベントでした。私も隙間時間を見つけては、入場者として様々な店舗のコーヒーをいただきましたが、多くのコーヒーや店舗に一度に出会えるのは、このようなイベントならではの魅力ですね。お気に入りの一杯も見つけられて、充実した時間を過ごしました☕
イベントではすべての店舗を巡ることができなかったため、後日他の店舗に行ってみたい!と思い、出店されていた店舗のマップを作ってみました。
地図へのこだわり
作成したマップを少しでも活用してもらえる機会があれば…と思い、紙ではなくWebマップを作ることに。簡単に作成できかつ視覚的にもわかりやすいものを目指す中で、最初に考えたのはみなさんお馴染みのGoogleのマイマップです。
最近ではWebサイトで、「○○が使える場所」としてGoogleのマイマップが活用されているのをよく見かけます。知らない土地に関する情報は、地図があるだけで一気に分かりやすくなりますよね。
Googleのマイマップは、地図に詳しくない方でも誰でも簡単に作れるのがいいところです。一方、ユーザーから見ると、ピン(📍)の数が増えるにつれマップがごちゃごちゃして見づらくなってしまうという問題もあります。日本列島がすべてピンで埋め尽くされていている…ということも残念ながら目にすることもあります。
この問題を解決する方法の一つとして、クラスター表示というものがあります。これは、ポイントデータを集約し、単一のシンボルと集約されたポイント数を併せて表示する手法ですが(実物を見ていただいた方が早いと思いますので、次の写真をご参照ください)、このような小さな工夫を加えるだけで、マップをスッキリとし、視認性を大幅に向上させることができます。
Umapというすごいものを見つけた
Googleのマイマップくらいの気軽さで、クラスター表示も実現して視認性の高いマップを作りたい。そんな思いでいろいろ調べていると、UmapというオープンソースのWebマップサービスに出会い、わがままな要望を叶えてくれました。
今回、初めて使ってみたのですが、2時間程で作れました。画像にリンクを貼ってますので、よければ見てください(クラスター表示を使用しています)。
Umapは、クラスター表示だけでなくヒートマップの作成やアイコンの変更や色合い調整なども、ボタンひとつで簡単に作れてしまいます。1点だけ注意したいのは、Googleマイマップと同じく、自分でサーバーを建てなくていい分、データはどこかに集約されているため(詳細は調査中)、重要なデータはアップしないように配慮が必要です。
1時間くらいさわってみたら操作に慣れますし、地点の追加・削除も簡単に行えますのでメンテナンスコストも低く抑えられます。ヘルプページも日本語で整備されているため、気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
どのように使ったらいいか分からない方、どう活用したらいいか分からない方は、弊社でサポートもさせていただいております。お気軽にご連絡ください。
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