未来を切り開く技術!エンジニアが解説するShopify×ヘッドレスコマースの魅力と展望
こんにちは、田畑です。
今回は、エンジニアとして作って感じた
"Shopify×ヘッドレスコマース"
の魅力とその未来について
経営者、EC責任者、EC運用の方々に向けて
”噛み砕いて”お伝えしたいと思います。
何が可能になるのか?ヘッドレスコマースの魅力
(あるあるな説明でいまいちピンと来ないですよね)
ピンと来なくて大丈夫です!
実際に制作したサイトを触って体験してみてください
制作したデモサイトを体験してみてどうでしたか?
TOPページから商品詳細ページ、そしてカート追加までの流れの速さに驚いていただけましたか?
今回は Next.jsとTailwind CSS というツールを用いて、こちらの記事を参考にしながらサイトを制作しました!
よくわからん英単語が急に出てきたな!!という方向けに↓
私が最初にこの技術を手がけたとき、その驚くべきスピード感とデザインの自由度に圧倒されました。
今回は参考になる記事があったのでこの言語を使用しましたが、
他にも”様々な言語”やデザイン手法を取り入れてフロント部分を作ることができます。
つまり!
今までShopifyでサイトを立ち上げようと思うとLiquidという
Shopify特有の言語でしか構築ができませんでした。。。
しかし、
今後はいろんな下の図にあるような最先端の言語で構築ができるようになる! という事です。
実際 Shopify側の管理画面はどうなってるのか?というと
Liquidのオンラインストアの下に”ヘッドレス”というチャネルが増えていて
そこで管理をするということになります。
※ちなみに、上記の画像でのPoint of Saleは 店舗を指しています。
上記の画像の販売チャネル部分を図にすると
のようなイメージになり
店舗とECサイトと新しいサイトが並列に存在している
と思って頂ければわかりやすいと思います。
未来への展望:ヘッドレスコマースが新たなデフォルトに
今は開発コストが高いため、ヘッドレスコマースを導入する企業はまだまだ少ないかもしれません。
しかし、個人的な予測では、これは一時的な問題で、技術が進化し成熟するにつれて、ヘッドレスコマースはeコマースの新たなスタンダードになると考えています。
ビジネスとしての視点
私はエンジニアですが、ヘッドレスコマースの実現は、技術者だけでなく、ビジネスの視点からも重要です。
なぜなら、ヘッドレスコマースの導入は顧客体験を最大限に高める手段であり、その効果はすでに体験していただいたと思います。
そもそも、ECのプラットフォーム自体ブランドニーズを満たすための
カスタマイズを行うことに不向きだったり、
アプリを入れると重くなったりと
様々な問題があります。
フロントエンドとバックエンド(顧客管理や商品管理)一体型のジェネラリストプラットフォームだから仕方ないと思います。。
しかし、そんな状態を放置したまま、クリエイティブの差別化や商品の多様性だけでは
消費者の気持ちを満たせなくなっている。
そんな感じがしています。
最後に
技術的な詳細を理解する必要はありませんが、その可能性を理解し、その力をビジネスに活かすことは重要です。
私は、技術とビジネスが一体となって、ブランドの商品がより良い体験で商お客様の手元に届くことを目指しています。
この記事を通じて、ヘッドレスコマースに可能性を感じていただき、その未来を一緒に描く一助になれば幸いです。
次回は、「じゃあ、Shopifyが開発したヘッドレスフレームワーク”Hydrogen”って何?Shopifyが目指す先について」
についての記事を書きます。
お楽しみに〜