心の支えとなる人達
今朝、ラジオで「さよならの向う側」を久しぶりに聴きました。
今まで何度も聴いた曲で歌詞も全部覚えているほど。なのに、今朝は妙に歌詞が心に染み入って、急に、心に支えを持って生きていられていることに有難く思ったのです。それは多分、正月休みに観た映画3本の影響でしょう。
で、年末年始に見た映画はこちらです(他にも観たけど関係あるものだけ)
「君たちはどう生きるか」のコペル君、「バベットの晩餐会」のローレンス、「PERFECT DAYS」の平山の3人に、共通点を勝手に見出しました。
別れ際、みんな、本当は泣き出したいほど切ないし、本当なら一緒に居たいのに、感情に流されず、あえて別々な道を選んで、逞しく進んでいく感じ。
後ろ姿を見ると追いかけたくなる。だけど、各々の方向に進んでいこう。僕は僕らしく生きていくから、あなたはあなたらしく居てください。これからもあなたは僕の心で側にいます。一緒に居てくれてありがとう。元気でね。
スクリーンに映る彼らを見て、自分の中に浮かんだ言葉。こう思える人と出会えた奇跡が有り難くて、あの頃はもう戻らないけど、今もいつでも鮮明に思い出せる素敵な面影。それが記憶にあるだけで有り難いと思うのです。
人生いろいろあるけれど、どうせ死ぬなら前のめり。そうして最後まで自分らしく居続けることが、今まで出会った素敵な人達への僕なりの恩返し。
困った時に思い出させてもらいます。
「あの人ならどう考えるかな?」「あの人ならどうするかな?」
自分を支える素敵な方々の記憶。
あの人たちのお陰で今がある。
また心の中でお会いしましょう。
僕は元気ですよ。
ちなみに「バベットの晩餐会」と「PERFECT DAYS」は、最近見た映画の中では上位に入る良い映画でした。
それではまた。
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