理解したら手放す
理解したら手放すものの1つに手順書があります。習得したら見なくなる。作業手順書然り、レシピも然り。身体が覚えれば必要なくなりますね。
逆に理解していないと作れないのが手順書。理解している人が書いて、理解してない人が読むのが手順書だから、手順書が必要で手にとっても読みづらい。解っている人には解るけど解らない人には解りづらい、それが手順書。
仕事もそう。
当たり前になると、解らない人の気持ちが判らなくなる。
それはもう手放したほうが良いサイン。
どの仕事も一流を目指して自分を高めることはできるけど、ある程度身につけたら手放したほうが良い仕事。スター選手で居つづける価値が自分にあってもチームには無い。世の中、そんな仕事だらけです。
ある程度で手放して後進に託す。自分は次の挑戦の準備をしつつ「後は自分なりに発展させてくれ」という気持ちで後進を補佐する。潔く手放して縋らないのが年長者の嗜み。そうして希望が継承されます。
(成熟しすぎた産業、成熟しすぎた議員など…手放すサインはアチコチに)
役を手放して別な舞台に挑戦するか、その役で高みを目指すか。
チームのための最善か、自分の欲に過ぎないか、考えてみよう。
挑戦できない臆病な先輩の姿など後輩に見せたくないからね。
旅に出るぞ。