同調圧力は自ら嵌めた養成ギブス
どうでもいいけど、さ、む、い。
さて、投稿に戻る。
表面的な同調圧力は見つけやすい。
自分自身が受け入れているからだ。
深層に有る同調圧力は見つけづらい。
自分の深層で締め付ける同調圧力はなんなんだ?
それは内なる子供が知っている。
幼少時に身に着けた養成ギブス。
「巨人の星」の主人公、星飛雄馬は、巨人軍の元三塁手だった父、星一徹による英才教育を受けて、晴れて巨人軍のスター選手として活躍する。その英才教育の一環で身につけたのが養成ギブス。実在したとして効果は如何ほどかと思うけど、漫画の表現では分かりやすくてアリでしょう。
星飛雄馬は、大人になったら、流石に養成ギブスは脱いでいる。
僕らは、大人になって、養成ギブスを脱いでいますか?
大人の僕らが、内なる子供に、養成ギブスを嵌めてませんか?
内なる子供が嵌めた養成ギプスは自ら受け入れた固定観念。
親の躾、幼少時の生存戦略、ステレオタイプなど色々ある。
「お兄ちゃんなんだから。。。。」という宿命的立場の役目
新しい環境に適応しないと。。。という転校生の生存戦略
長男は40代で亡くなる。。。という家系
大人になって、日常の行動も趣味も仕事も自分で選べる様になった人は多いだろう。そうして選択した結果、失敗しても学びになったと諦めがつく。問題は、自分で選べなかった幼少期に身につけた性格、欠点、特技など。
自分の特技は誇らしいけど、欠点と思う性格まで愛せない。
欠点を直したい、その思いの根っこには養成ギブスがある。
いつまでも、いくつになっても自分を縛り付けている。自縄自縛。
表面的な外来の同調圧力は見つけやすい。
深層に内在した同調圧力は見つけづらい。
いい年したら、内なる子供から養成ギブスを外そう。
100点は無理だけど、そこそこ身についたじゃん。
後の人生は自分らしく、内なる子供を自由にしよう。
今日の一曲。椎名林檎 ギブス です。