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BtoBマーケティングの教科書

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マーケティング戦略の立て方〜具体的な施策まで解説した記事をまとめました。フォローすると新規コンテンツ追加時にお知らせが届きます。
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#B2Bマーケティング

最初に知っておきたいBtoBマーケティング戦略の立て方と「売れる仕組み」のつくり方

こんにちは。株式会社マイノリティの代表の柳澤です。 当社はシード期〜シリーズAのスタートアップを中心にグロース支援をしており、特にBtoB企業のマーケティング戦略づくり、つまりは顧客獲得戦略の立案を専門としています。 このnoteでは多くの企業に求められる「BtoBマーケティング戦略の立て方」について具体的に解説していきます。何本かのシリーズになると思います。 BtoBマーケティングとは「売れる仕組みづくり」 そもそも「BtoBマーケティングとはなにか?」と問われたとき

企業のメルマガを開封してもらうための工夫

企業から来るメルマガ、もっとこうすると開封率が上がるのに…と思うことがよくあります。 私はBtoB企業向けに営業とマーケティングの支援をしているので、それにはいろいろと知見があるのですが、いくつかすぐに実践できるものを解説してみたいと思います。 メルマガはメルマガっぽく送らない これ、私のメールの受信箱です。いろんな会社からメルマガが届いています。 そうそうたる企業のメルマガが並んでいますが、このようなメルマガってただ送るだけではほとんど効果が出ないんです。 メルマガ

リードナーチャリングで成果を出すための5つの条件

このnoteではBtoBマーケティングの戦略の立て方から、個別の戦術や施策について順序をたてて解説しています。 こちらのマガジンにまとめていますのでご覧ください。 今回は前回からの続きで、「リードナーチャリング」で成果を出すための心構えと必要な条件について解説します。 たとえば、BtoBマーケティングをやっていると、よく直面する以下の問題。 これだけを聞くと、「費用対効果が合わなかった」と思いがちですが、それは「間違いである」と前回記事の最後で書きました。 なぜなら

法人営業における「直筆の手紙」の効果的な使い方を考える。

このnoteではこれまで、BtoBマーケティングや法人営業におけるオフラインのリード獲得施策として、「展示会」から「アナログの業界紙」、「紹介」、「テレアポ」まで、さまざまな手法を取り上げてきました。 最後に、マーケティング施策として古くからあるDM施策、そのなかでも意外と効果が出る「直筆の手紙」について解説していきたいと思います。 電話をする前に、手紙を送るじつは最近の流行りとして、手書きの手紙を送った後に電話をしてアポイントを取る、という手法があります。 たとえば上

BtoB企業が「リードナーチャリング」を効果的に行うための考え方

このnoteではBtoBマーケティングの戦略の立て方から、個別の戦術や施策について順序をたてて解説しています。 こちらのマガジンにまとめていますのでご覧ください。 前回までの記事ではさまざまな「リード獲得」の手法を解説してきました。今回は集めたリード(見込み客)の興味度合いを上げていく、いわゆる「リードナーチャリング」のお話です。 リードナーチャリングとは、見込み客の興味度合いを上げていき、受注に繋げる施策のこと。 リードナーチャリングを実施するためのツールは2014

デジタルよりアナログが効果的。スタートアップが知らないBtoBマーケティングの世界

このnoteではBtoBマーケティングの戦略の立て方から、個別の戦術や施策について順序をたてて解説してきました。 マガジンにまとめていますのでご覧ください。 前回の「BtoBの展示会で効率的にリードを獲得する方法」に続いて、今回もオフラインのリード獲得施策である「業界紙」の活用について書きます。 業界によっては「紙」の媒体が効果的「業界紙」と聞くと、どんなものをイメージしますか。 業界に特化した新聞や雑誌などの専門媒体がまず挙げられると思います。これらは大きめの書店で

BtoBの展示会で効率的にリードを獲得する方法

このnoteではBtoBマーケティングの戦略の立て方から、個別の戦術、なかでもオンラインでリードを獲得するためのウェブサイト改善や小規模専門サイトなどについて解説してきました。 マガジンにまとめていますのでご覧ください。 今回はオフラインのリード獲得施策である、展示会の活用について書きます。 「出展せずに」リードを獲得する方法があるじつは展示会出展におけるリード獲得ノウハウについては過去に書いています。 こちらの記事はかなり網羅的なノウハウになっているので、読んでいた

SaaSなどの事例記事はプレスリリースで配信するとさらに効果的、という話。

これまでBtoBマーケティングの戦略の立て方から、人員配置のコツ、そして問い合わせを増やすためのウェブサイト改善など施策全般について書いてきました。 「BtoBマーケティングの教科書」というマガジンにまとめていますのでよかったらご覧ください。 今回はBtoBマーケティングという観点では意外と知られていない、「プレスリリースの有効活用」について解説します。 まずBtoBマーケティングには「事例」が必須たとえばSaaSプロダクトを提供している会社の場合、「導入事例」を取材し

BtoBのコンテンツマーケティングには“オウンドメディア未満”の小規模な専門サイトが有効

これまで4回にわたって、BtoBマーケティングの戦略の立て方から、人員配置のコツ、そして施策の手始めとして「名刺」の重要性について書いてきました。 前回は個別施策の第一弾として「ウェブサイト改善」について解説しています。 今回はBtoBマーケティング施策の本丸とも言える「コンテンツマーケティング」についてです。 小規模な専門サイトを商品ごとにつくる前回がウェブサイトの主にトップページの構成について解説しましたが、肝心のコンテンツの中身はどうやってつくればいいでしょうか。

BtoBマーケティングで最重要! 問い合わせを増やすためにやるべきウェブサイト改善

これまで3回にわたって、BtoBマーケティングの戦略の立て方から、人員配置のコツ、そして施策の手始めとして「名刺」の重要性について書いてきました。 ここからは一般的なBtoBマーケティング施策について具体的な事例とともに紹介・解説していきたいと思います。 今回は僕のところに来る問い合わせの中でもかなりの割合を占める「ウェブサイト改善」について。 BtoB企業の多くは「本当にほしいウェブサイト」をつくっていない初期の問い合わせでよくあるのが、「うちのホームページを見てどう

BtoBマーケティングの実践は、まず「名刺」から手をつける

何回かにわたって、「BtoBマーケティング戦略の立て方」について具体的に解説しています。 前回、前々回の記事はこちら。よかったら読んでみてください。 さて、ここまではBtoBマーケティング戦略の立て方、そしてマーケ・営業のチーム編成についての考え方を解説してきました。 ・競合調査で相手を知る ・顧客の購買行動を知る ・やることを絞る、やらないことを決める ・上記を実行するためのチーム編成を決める ここまできたら、次は具体的な施策です。なにを、どんな順番でやっていくか。

BtoBマーケティング戦略と、マーケ・営業のチーム編成の考え方

何回かにわたって、「BtoBマーケティング戦略の立て方」について具体的に解説しています。 前回はこちらの記事です。よかったら読んでみてください。 さて、前回はBtoBマーケティング戦略の立てるにあたっての最初のステップについて解説しました。 ・競合調査で相手を知る ・顧客の購買行動を知る ・やることを絞る、やらないことを決める ここまできたら、次はどうするか。 この領域で、こういった戦い方をしようという戦略が見えてきたので、当然、売上目標達成を実現するために戦術に落