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1.「ジョブ・クラフティング」 Ⅵ (キャリアとジョブ・クラフティング。キャリアカウンセリングの効果)
「キャリアカウンセリング」の効果
それでは、「ジョブ・クラフティング」シリーズの最終回として、ここまでのまとめと改めて「キャリアカウンセリング」の有効性について考えてみたいと思います。
キャリアカウンセリングの目的は、相談者の「幸福」や「満足」につながるように主体的に仕事を選べるように(主体的職業選択を)してもらい、より良いライフプランに気づいてもらうことになります。(参照Ⅳ)
但し、必ずしも転職として仕事を変えることが必要ではなく、今、目の前にある仕事を如何に自身のキャリアにつなげるという点も大切になります。この場合はその仕事からどんなこと(スキル・知識・人間関係)を得ているのかという視点を持つことが大切になります。(参照Ⅱ)
そして今の仕事をより充実させるには、このブログのテーマである「ジョブ・クラフティング」として、自分の今持っている仕事を創り直してゆくことが大切になります。しかし、それが簡単にできるかというとそうではなく、その人がある意味では現状の環境に捉われていることから、一度離れて見つめ直す(俯瞰する)必要があります。(参照Ⅴ)
これを一次的変化(シングルループ学習)から、二次的変化(ダブルループ学習)に移行するとも表現をするのですが、これには信頼できる他者と一緒に自身のシステム俯瞰することによって、よりうまく自身をみてゆくことが出来ます。つまり、特にこのような場合に「キャリアカウンセリング」が必要であり、有効であるといえます。
是非、キャリアカウンセリングを受けてみて、キャリアカウンセラーとの協働システムで、自身の仕事システムがどうなっているかを見つめ、それを見直すことにより、今やっている仕事の「ジョブ・クラフティング」につなげてみてください。それにより、より満足の高い生活(ライフスタイル)につなげることができると思います。(参照Ⅲ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になれば、幸いです。