ニッポン一時帰国大作戦03【空港スタンプラリー】
ということで、なんとか飛行機にも乗れて、日本へ帰ってきた。
一年三か月ぶりに日本。
しかし着陸したからといって、安心はできません。ここからが、本番。
まず、第一の関門。
書類のチェック。
主に、陰性証明書やパスポート、ワクチンパスポートなどをチェックされる。
そして、第二の関門は、PCR検査。
試験管と、ロートを渡されて、唾液摂取。
よだれを1ml垂らさなければならない。
しかし、3歳の日奈太はやり方がわからない。
というか、やろうともしてくれない。
色々と説明や説得を試みてみるが、らちがあかない。
仕方ないので、鼻に綿棒を突っ込む鼻腔ぬぐいに変更。
泣き叫ぶ日奈太を抑え込んで抱き抱えて、どうにか突破。
第三の関門は、まずはアプリの設定。
MySOSという監視アプリをダウンロードしなければならない。COCOAはどこへ行ってしまったのだろうか?
隔離中に、一日一回無言の電話がかかってきて、ビデオに顔を写すらしい。
そして、位置情報やアンケートも報告義務があるとのこと。
正直、厳しいのか、厳しくないのかよくわからない。
テキトーに誤魔化せてしまいそうな気もする。
そして、もしかしたら特に隔離もなくそのまま解放されそうな雰囲気の説明。
噂によると、カンボジアで受けたワクチンだと3日間の指定のホテルで強制的に隔離になると聞いていた。
それがもしかしたら、すぐ解放?!
それはそれで、計画と違う。
妻と思わず、顔を見合わせる。。。
そして第四の関門は、再度の書類チェック。
ワクチンパスポートの確認、そして受けたワクチンの種類を申告。
私の場合は、中華製ワクチンのシノバックを2回、アストラゼネカを1回の計3回だ。
ここのチェックは、二人がかりの厳重なチェック。
結局、指定場所での隔離は3日間。
ホテルは、空港横にある東横イン。
期待して、損した。
そして、待合室でPCR検査の結果を待つ。
まるで、受験生。
ドキドキだ。
隔離先では、水以外のジュース類は購入するタイミングはないらしい。
つまり、この待合室の自動販売機が、味のある飲みもを購入する最後のチャンスなのだ。
しかし、Suicaなど電子マネーは使えない。
1,000円札と硬貨だけ。。。
しかし、私は日本円を一円も持っていない。
そしてまだ入国審査前。
手持ちのUSDも両替できない。
とはいえ、個人的にはジュースの類は飲まないので、購入せず。
入国審査をして、荷物を回収後は、係員に先導されてバスの待合室まで案内される。
所要時間は、2時間半程度。
3日間の隔離生活が始まった。
つづく