大失敗!?アートトイを作ろう!!!
臭いし、シリコンでぐっちゃグチャ。。。片付けに半日を費やした。
大失敗で大惨事。。。
ことの始まりは、ワッティーのアートトイを作りたいと思ったことだった。
アートトイとは
アートトイは、特にタイや香港などのアジアを中心に、アジアのアートシーンの中で盛り上がっている。実際、バンコクに行った際には、POP MARTとというアートトイショップは大行列だった。
Kenny WongのMOLLYやAyan DengのDIMOO、Kasing LungのThe Monsterなどのアーティストなどが大人気。
私も以前、ロンドンに住んでいた時は、ピート・ファウラーのモンスタリズムのアートトイを集めていた。
まさに憧れのアートトイ。
盟友で、ラオスのアーティストSouliya Phoumivongも「これからは、アートトイだ!!」と、高らかに叫んでいた。
私も、これからのアジアのアートは、アートトイ作りだ!!!!!!
。。。と、影響を受けて、単純でバカな私は、ワッティーのデザインで、アートトイ作りを開始した!!
夢はおもちゃ屋さん
思い返せば、人生最初の『夢』は幼稚園時代、
「おもちゃ屋さんになりたい!!」だった。
幼稚園時代の私にとって、おもちゃ屋さんとは、イコールおもちゃを作っている人。正直、ガン消しやキン消し世代の私にとって、おもちゃ作りは長年の夢だったような気もする。
とはいえ、まずは全く何をやったらいいのかわからない。
とりあえず、アートトイ作り方はYouTubeでお勉強。
特に、Youtuberでクリエイターの渡部学さんの動画はめちゃくちゃ参考にさせてもらった。
そこで学んだことは、ワッティーはアートトイを作るには向いていないということ。。。
というのも、ワッティーのデザインだと、手足が細すぎて、立体に向いていない。もし作っても、折れたり、自立して立てない。
以前の投稿に書いたように、ワッティーをリデザインしたのは、アートトイ作りのためだったのだ。
まずは、アートトイにもなりながら、可愛く、そして以前のイメージを保ったデザインに変更してみた。
片道17時間の材料集め
そして続いては、渡部さんの動画に影響を受けながら、アートトイ作りの材料集め。
材料は、粘土に、シリコン、レジンキャスト。。。
アートトイ作りの工程は粘土や3Dプリントで原型を製作して、シリコンで型を作って、レジンキャストを流し込んで量産するらしい。
レジンキャストとは、工業デザイン試作や歯科技工などの分野で用いられる、少量生産向きの合成樹脂の成型方法。
日本なら、amazonでポチっとするとすぐに揃う。
しかし、ここはカンボジア。
試しに、日本から来る友人に、日本で購入した粘土に、シリコン、レジンキャストを運んできてもらうことにした。
しかし。。。結果は、粘土以外は空港で没収・廃棄。。。そりゃそうだ。。。飛行機に乗せれるはずがない。
仕方がないので、バンコクまで陸路で行って、シリコン、レジンキャスト、そして色を塗るためのエアブラシを購入しに旅立つことにした。
陸路で17時間。
さすがバンコク。日本と変わらず、なんでも揃う。
アートトイ作りのしっぱいの仕方
そして、ソーシャルコンパスのメンバーのChamrongに、3Dでモデリングしてもらい、プノンペンの3D印刷会社で出力してもらう。
さすが、Chamrong!!
見事な3D捌き(?)で、ワッティーとインディーを作ってくれた。
3Dプリンティング費は一体、約20ドルくらい。
続いては、シリコンを固めて、型を作る。
ちょっと(?)臭いので、換気も大切。
しかし、次の日見てみると、シリコンが全く固まっていない。。。
凝固剤の入れ忘れ。。。(←単なるバカ)
即、リベンジでまた次の日。
それが酷かった。
凝固剤が足りなかったのか、シリコンがグッチャグチャ。。。
しっぱい初日のような液体状態ならまだしも、中途半端に固まっているので、原型にシリコンがまとわりついて、どう洗ったらいいのかわからないほど。
(実はいまだに家がないので)この作業をオフィスでやっていた。
もう匂いもサイアク。。。
オフィス中、匂いが充満して大迷惑な状態になってしまった。
本当に大反省。
「何やっているんだ、俺は。。。」と、自己嫌悪。
どうにかリベンジしていきたい。。。涙