![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69497407/rectangle_large_type_2_4ae3e8cc111d164652530190fcaae709.jpeg?width=1200)
タイ在住の日本人アーティスト阿部恭子さん『WhiteCanvasタイランド』
WhiteCanvasプロジェクトは、2020年からカンボジア、タイ、スリランカで始まった。
この3カ国の中でも、タイのアートは圧倒的なクオリティを誇っている。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69420671/picture_pc_912e913f7b099c5f242df94cb2c64078.jpg?width=1200)
スタイルもコンセプトも多種多様。
東南アジアだけでなく、タイのアート文化は日本よりも進んでいると言ってもいいだろう。
そんなWhiteCanvasタイランドのオーガナイザーは、バンコク在住のアーティスト阿部恭子さんだ。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69425118/picture_pc_2fe61c17141bebdfe09d1f8dc40043d8.png?width=1200)
阿部恭子さんは大分県出身。
福岡のデザイナーズスクールを卒業後、1996年からバンコクに住んでいる。
タイ在住歴は26年。
私にとっては、東南アジアの大先輩にあたる。
1990年代後半にはバンコクの老舗AKKOアートギャラリーで個展を重ね、2007年には国際交流基金の助成により個展「The Country that I Love-Thailand(Installation)」を開催。
そして2008年には作品がタイ・ブンチャイ美術館に所蔵されるなどして、アーティストとして評価を固めていく。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69425235/picture_pc_c1e9e3768768a4450bdf6004915a632f.png?width=1200)
2018年には、BTSバンコク・スカイトレインの車体のラッピングデザインに選ばれ、恭子さんのデザインした電車がバンコクを走った。
そんな恭子さんの活動はタイだけでなく、日本やスリランカにも広がっている。
被災地でもある岩手県釜石市には、「こすもす公園」という子どもの遊び場がある。この公園に隣接する工場の壁面に描かれた「希望の壁画」という巨大な作品の制作に携わったのだ。
この活動は絵本にもなっており、イラストも担当。
![](https://assets.st-note.com/img/1641569302727-2WAKQzIKOR.png?width=1200)
また、一般社団法人スプートニク・インターナショナルが支援するスリランカの学校の壁面にも作品を描く。
まさに、アジアを駆け巡る日本人アーティストだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1641631251483-oIkDbpj6FG.png?width=1200)
恭子さんとは、一昨年2020年にWhiteCanvasを立ち上げた時に知り合った。
ZOOMを使ってオンラインミーティングをしたり、comonyでメタバース美術館を鑑賞したり、いろいろな交流をしてきた。
アジアアートの第一人者でもある恭子さんには、WhiteCanvasカンボジアの審査員もお願いする。
まさに、恭子さんがWhiteCanvas方向性の支柱となる方だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1641659790348-jz6aW4WYBO.png?width=1200)
しかし、私はまだ阿部恭子さんにお会いしたことがない。
それどころか、恭子さんの作品を直接みたことがないのだ。
細かく繊細なタッチの作風は、彼女のFacebookのタイムラインで制作過程を見るだけでもワクワクしてしまう!
そんな阿部恭子さんに、一度お会いしてみたい。
だから今、私が行きたいのは日本よりも、タイ。
![](https://assets.st-note.com/img/1641659895199-b7SYyRePuS.png?width=1200)
週末に行ける国だったタイは、今や近くて遠い国になってしまった。
本当ならば、飛行機で1時間。
近くて遠い国にタイにお邪魔して、阿部恭子さんの作品を手にしてみたい。
お読み頂き、ありがとうございます。
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WhiteCanvasについてより詳しく知りたい方は、こちらから。
NHK worldのドキュメンタリー『Side by Side』(英語)に取り上げられました。
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