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改めて『カンボジアの良さ』を感じている。
よく、海外在住者が一時帰国をする『日本の良さ』を再確認すると言うが、まさにその感じ。
改めて『カンボジアの良さ』を感じている。
フィリピンに1ヶ月弱滞在して、3日間だけ日本帰国。
ひとり43歳の誕生日(8月6日)を迎えた。
ちょっとした孤独感と共に、カンボジアへ戻った。
家はないので、Airbnbで部屋を借りる。
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一泊16ドルで、リーズナブル。
ロフトベットに、作業机。ルーフトップの狭い部屋。
もちろん、お湯もちゃんと出る。(学生時代の京都では、5分100円のシャワー生活だった。)
隠れ家みたいでワクワクする。
短期間のカンボジア生活がちょっと違う視点で見れて、改めて『カンボジアの良さ』を感じさせてくれる。
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特に感涙なのが、移動だ。
配車アプリGrabでトゥクトゥクを呼ぶと、すぐに来るところ。サイコーだ。
日本の地下鉄移動がしんどい。帰国するといつも疲れる。
Grabだと、ドアtoドア。
それも目的地をアプリに打ち込むと、何も言わなくても目的地に着く。
クメール語はもちろん、英語だって喋れる必要がない。
運動不足で、太ってしまう以外デメリットはないだろう。
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今いるインドでも、フィリピンでも、タイでも、配車アプリはある。しかし、渋滞などの問題で、意外に待たされるのだ。下手すると、40分近く待たされる。呼べない、来ない時だってある。コ○ナも落ち着いて、カンボジアの渋滞も増えてきたとはいえ、まだ周辺の国よりマシなのだ。(ベトナム・ホーチミンもプノンペンと同じくらいスムーズに来るけど。)
このトゥクトゥクこと、インドから来た『オートリキシャ』はBajaj Viper Auto社製。(インド・バンガロールでもたくさん走っている。)
きっと、こういう小型のモビリティが(少々事故が多発しても)自動運転になっていくんじゃないのだろうか?
もしくは、空を飛んじゃうんじゃないか?
カンボジアは、そんな未来を想像させてくれる。
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ちょうど、お盆ということもあり、たくさんの来客が日本からカンボジアへ来ていた。ここは一旦、カンボジア在住ということにしてたくさんの人と会う。改めて、新鮮な目で、カンボジアの可能性や刺激も感じることができた。
皆さん、初めて訪れたプノンペンの”意外な”発展に感動して、カンボジアを気に入ってくれた。クメール料理も食べやすいし、改めて『カンボジアの良さ』を感じている。
その中でも特に感心するのが、カンボジアのフィンテック。
QRコード決算が便利すぎて、便利になりまくっているのだ。
それが、カンボジア中央銀行取り組んでいるバコンだ。
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2020年10月、カンボジア国立銀行(中央銀行)は、世界に先駆けて中央銀行デジタル通貨(CBDC)がブロックチェーン技術を導入。 電話番号を登録するだけで電子財布が利用でき、リアルタイムの個人間送金や銀行口座への振り込み、QRコード決済といったサービスを使える。
最初は、カンボジア在住の私も中央銀行デジタル通貨『バコン』が何をやっているのか、よくわからなかった。というのは、実際にバコンというアプリやデジタル通貨を目にする機会がないからだ。
しかし、銀行のアプリでQRコード決算をする際には、裏でバコンが知らず知らずのうちに使われている。どの銀行のQRコード決済も、手数料なしで使うことができるのだ。
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カンボジア滞在二週間の最後は、プノンペンから陸路で六時間ほど行った街バッタンバン、そのさらに二時間ほど奥へ行ったサムロートへ出張した。
つまり、サムロートはカンボジアの中でも辺境の地。
そんな辺境の地のローカルレストランでも、当たり前にQRコード決済ができた。あまりに当たり前過ぎて、誰も疑問に思わないレベル。こんな田舎でも当たり前に、ブロックチェーンに紐ついたデジタル通貨を使っているのだ。
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もうカンボジアで現金は必要ないかもしれない。
ドルだろうが、カンボジア・リエルだろうが、もうカンボジア国立銀行の手の内なのだ。
詳しい説明は、私のつたない文章ではなく、こちらの書籍をお薦めする。
改めて『カンボジアの良さ』を感じさせてくれるだろう。
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サムロートでは、認定NPO法人テラ・ルネッサンスと共に、地雷原を撤去して農地に開拓した農協の方々をお会いしてきた。我々ソーシャルコンパスは、農協のロゴや商品のパッケージなどデザインするプロジェクトを進めている。
最初のサンプル・ロゴデザインを農協の組合長さんたちにプレゼンテーションを行った。思った以上に喜んでくれて、こちらが嬉しくなるほどだった。
そんなテラ・ルネッサンスも現在、クラウドファンディングを実施中。もしよかったら、ご支援ください。
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そして何よりも、改めて『カンボジアの良さ』を感じたのは、カンボジアのソーシャルコンパスのメンバーとちゃんとリアルに会って仕事ができたことだ。
オンラインでも仕事はできなくないが、直接会うという価値は何にも変えられない。。。と言いつつ、サムロートからひとり陸路で、タイに抜ける。
タイの首都バンコクから飛行機に乗って、インド・バンガロールに来ているんだけど。
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