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水窪にアートホテルを作ろう!!【財団法人MIZUNOTEの評議員に就任!】

水窪へ行ってきた!!

静岡県浜松市天竜区にある水窪町は、田舎の今は亡き、祖父と祖母が住んでいたところ。つまり両親の出身地だ。

過疎化の一途を辿る山深い田舎町。
そんな水窪の中でも、さらに奥地。水窪ダムを登ったさらに山深いところにある、謎の八角形の建設物『ビソワゼロポイント ビレッジ』に行って来た。

秘境『ビソワゼロポイント ビレッジ』

『ビソワゼロポイント ビレッジ』は、地球循環型社会を提唱する『BISOWA』というコミニティの中心人物・宇佐美聖子さんの(自称)ご自宅。

道中は、想像以上の山道。
水窪には長年通って山道には慣れていたつもりだが、その数段上をいっていた。

突然、山の中に現れる八角形の建物は、神聖さすら感じる。
わざわざ、山道を通って来る価値がある場所といって間違い無いだろう。

まごうことなく山の上の、それも獣しか住んでいなさそうな場所。さすがに、日常的に住める場所ではなさそうだが、今後はシャワーやトイレも作る予定のようだ。

さらにその奥には、一面コケだらけの、まるで『もののけ姫』のような世界が広がっていた。こんなファンタジーのような場所が水窪にあったなんて、全然知らなかった。

改めて、水窪の見方が変わる。

私が知っていた水窪より、もっともっと魅力的で奥深いところなのかもしれない。

父の実家が『アートホテル』に生まれ変わる?

そんなそんな水窪に、父の実家がある。

今はもう何年もの間、誰も住んでいない。
昨年、私はこの家と土地、いくつかの山を相続した。

とはいっても、私は海外暮らし。住むこともできなければ、管理することもできない。その上、林業も廃れた山奥では、資産価値さえない。

誰も住んでいない家や蔵も、このままでは朽ちていくのを放置するだけになってしまうだろう。

そこで水窪を中心に活躍している宇佐美聖子さんに、まるまる山も土地も譲渡することにした。

実家外観。以前は植物が生い茂っていて、正面から家に入ることができなかった。
室内。ゴミもまとめて頂き、すっかり綺麗に生まれ変わっていた。

押し付けてしまったと言っても過言ではないだろう。

そして今回、譲渡した家に久しぶりに訪れると、宇佐美さんや仲間たち、そして地域おこし協力隊の方々が、大掃除や改修を行なってくれていた。

 家の裏にある蔵。もう半壊。。。やばい!!

一緒に訪れた父も、生まれ変わりつつある自分の実家を見て、感慨深そうだった。自分たちが持っているだけでは価値が生まれなかった場所が、宇佐美さんに渡した途端、活気と価値が生まれ出したのだ。

そして、この家は『アートホテル』にしていくということだ。ダンサーであり、アーティストでもある宇佐美さんが手掛ける『アートホテル』には期待せざるを得ない。

一般財団法人MIZUNOTE

そんなお世話になりっぱなしの宇佐美さんが、今度は財団を作った。
名前は、一般財団法人MIZUNOTE

人や動物、自然など地球に関わる全ての生命が調和のとれた地球循環型社会の実現をコンセプトに、宇佐美さんが水窪町に保有する30万坪の森林を利用した森づくりや、エコビレッジの開発、そして空き家をリノベーションした多目的スペースやアートホテルの開発などを行なっていくという。

先日7月6日に、一般財団法人MIZUNOTEのキックオフイベントが行われた。私もカンボジアからオンラインで参加。

じつは私、中村英誉も一般財団法人MIZUNOTEの評議員としてメンバーに加わることとなった。水窪の山や土地は譲渡したが、また新しい形で水窪と関わっていくことになったのだ。

そして我々一般社団法人SocialCompassとしても、カンボジアやアジアの国々とアートで繋いで行く場として一般財団法人MIZUNOTEの手掛ける『アートホテル』は最高の場所になるだろう。

ちょうど、我々もJessyAnの田舎カンダール州にミュージアムを作っていきたいと思っていたところだ。

いつか、カンダールと水窪を繋ぐプロジェクトが作っていきたい。(とりあえず、助成金を申請してみた。)

一般財団法人MIZUNOTEと一緒に、カンボジアと水窪を繋いで、地球に良い循環を作っていこう思う。

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