海外しっぱい雑記『飛行機乗り遅れ』
みなさん、飛行機に乗り遅れたことはありますか?
『海外での失敗』の代名詞と言っていいのが、飛行機の乗り損ねることではないだろうか。航空会社側のトラブルもあるあるなのだが、私の場合は誰のせいでもない。自分のせいで、幾多の飛行機に乗り遅れるという失態を多数犯している。
あまりにも頻繁に起きすぎて、まるで平気な顔をしている昨今だが、ここだけの話、毎回めちゃくちゃ凹んでいる。海外へのエアチケットだと、値段も数万円とバカにならない。乗れなければ、ただの紙。下手すれば、最近は紙すらもない。
飛行機に初めて乗ったのは、北海道へ行った大学生の時だ。まだ初々しかったあの頃は、空港に出発の数時間前に着くのは当たり前だった。
しかし、海外になれれば慣れるほど、ギリギリでもどうにかなるという慢心が生まれる。しかし私の場合は、時間に遅れるだけではない。そもそもの日程を間違うなど、ミスのバリエーションも豊富だ。
思い出すだけでも、ドバイから日本行きの便を時差の関係で(00:00の解釈問題)一日間違えて乗り過ごし、中国行きの早朝フライトの際は自宅で朝起きたらもう出発の時間だったなど。福岡への国内線は出発15分に空港に到着し乗れないのは当たり前。そして、ミャンマーへはビザやチケットの手配ミスで飛行機の乗れないこと連続2回。同じミスも何度だって繰り返す。
極め付けは、タイ・バンコクでは出発数時間前にパスポート含め荷物全部を置き引きにあい、パスポート再発行までその地に足止めされ仕事関係者に多大な迷惑をかけたこともあった。。。
いや、あまりに悪夢なので、もう記憶から削除した乗り損ねたフライトも、まだまだ他にもあるだろう。
飛行機の乗る頻度が多い仕事なのに、それ以上に飛行機のトラブルの数は後を絶たない。(基本的に全部自分の問題ばかり。しかし、航空会社側のトラブルは比較的に少ない。ある意味、運は良いのかもしれない。)
今では飛行機が飛び立つ時よりも、空港のチェックインカウンターの方がずっと緊張する。パスポートをチェックするグランドスタッフの眉間に皺が寄ると、大抵なんらかのトラブルの合図だ。
先ほども書いたが、飛行機を自分の責任で乗り過ごすと、本当に凹む。往生際悪くチェックインカウンターで足掻いてみたところで乗れないものは乗れず、諦めて、疲労困憊の中、空港からタクシーを拾って家まで帰る道中ほど切ないものはない。
自己嫌悪に陥るのだが、悪いのは自分。意外にこれがタチが悪い。
考えすぎても仕方何のだが、気持ちを立ち直すのに時間がかかる。つまり、鬱りそうになるのだ。
悪いのは圧倒的に自分なのだ。情けない気持ちでいっぱいになる。
だから、僕はこう考えるようにすることにした。
加害者(ミスをした自分) - 被害者(辛い自分)= 0
ミスった自分は加害者だけど、辛い思いをしたのも自分。凹んでいても仕方ないので、プラスマイナスゼロで『忘れよう!』という方程式だ。
こうして、懲りずにまた飛行機に乗り遅れ続けるのだ。
ちなみに、飛行機や旅のお得情報を配信する、登録者30万人超の人気YouTuberおのださんのチャンネルに家族で出演させて頂いたことがある。
元々はおのださんが僕のBlogの読者だったのだが、今ではすっかり逆転現象。
そんなおのださん。飛行機の乗ってる数は僕なんかの比ではないはずなのだが、空港へは出発3時間前には毎回到着しているらしい。
すごい。やはり成功者は違う。。。