カンボジア学生の『一般的』日常って?
『カンボジアの平凡な学生の日常を、Vlog風に撮りたい。』
そんなコンセプトの動画を作成するために、プノンペンから2時間のタケオ州へ行ってきた。
JICA(国際協力機構)カンボジアと作成している、この動画のターゲットは日本の学生たち。
例年ならば、カンボジアに直接来てもらい、JICAの活動やカンボジアの人々と触れ合うスタディツアーなどを行なっている。
しかし、このコロナ禍。
カンボジアに興味を持ってくれている学生たちも渡航ができていない。
そこで、実際に日本の学生たちに、どんなコンテンツだったら見てみたいかを聞いてみる。
「カンボジアの話を聞かせてください!」
と連絡が来て、オンラインスタディツアーを行ったのだが、ちゃっかり
「どんな映像だったら見る?」
と逆質問。
そこで貰ったのが『カンボジア学生の日常のVlog』というアイデアだ。
ということで、我々メンバーの中で最も学生近い世代で、豊かな田園風景が広がるタケオ州出身のSreylinに白羽の矢を立てる。
ご両親の承諾を得て、彼女の実家で『カンボジアの平凡な一日』を撮影することとなった。
一般的なカンボジアの学生の、朝起きるところから、学校へ行き、食事、水浴び、寝るまでを撮影していくのだ。
ここでなかなか、悩ましいのがJICA関係者や弊社カンボジア人メンバーでの、かなり『一般的』の相違が出てきた。
例えば、朝起きる時間。
朝3:30から6:00まで、意見が分かれる。
確かに、カンボジアの朝は早い。
学校自体が7:00からスタートなので、移動時間も考えると6:00では遅い人たちも多いのだ。
『一般的』はなかなか決めずらいが、とりあえず5:30をイメージして作成することにする。
とりあえず今回の撮影出張では、半分くらい撮り終えた。
夜のシーン、夕食シーンなどは来週あたり引き続き撮影を続けていくことになりそうだ。
これから出来上がる予定の動画は、『一般的な』カンボジアのご自宅の日常。
途上国らしく、ボロボロに見えるところも多いかもしれない。
不便に見えるところも、あるかもしれない。
しかし、結構『豊かな』生活がそこにある。
カンボジアだけれども、オシャレでステキなVlog風動画を作っていきたい。
乞うご期待!
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