足ができた。足が伸びた。【e-Bike DYU D3+】
こんにちは。ひでほまです。
今年は、カンボジアに住み始めて11年目。
ハタから見れば小さいかもしれないけれど、僕にとって大きな変化が起きた。
e-Bikeを買ったのだ!
e-Bikeとは言え、ペダルがついている自転車。
とは言え、電動アシスト自転車というジャンルではなさそう。
というのも、スロットルを回すと加速できる。バイクだ。
一応、全く漕がずに時速25kmでる。
(ちなみに、このタイプの電動自転車は日本では道交法違反らしい。)
重さも、息子の体重と変わらない。充電が尽きて、自分の力が尽きても、トゥクトゥクやタクシーに乗せて帰ることもできそうだ。
めちゃくちゃ、便利じゃないだろうか?
今までのカンボジア生活は、トゥクトゥク移動、そして自転車だった。
それも、プノンペンのローカルマーケットで購入した中古の自転車。
中古自転車なら、安い。
だから、盗まれても凹まない。
ということで、鍵もかけないので便利。
そして、鍵かけなくても意外に盗まれない。
杜撰な性格の私でも、気兼ねなく乗れるのだ。
思えば、10年前、自転車生活をスタートした時に、通訳だったJessyAnから
「カンボジアでは、自転車は貧乏な人が乗る乗り物だから、恥ずかしいので乗らないで欲しい」
と言われたことがある。
つまり、運転手付きの自動車に乗れ、というのだ。
そんな金はない。
だから、自動車は環境に良くないだとか、自転車は運動になるだとか、御託を並べて自転車に乗り続けた。
外国人で自転車に乗っているのは、恥ずかしいことだったのかもしれない。
そんな、JessyAnも今では、スポーティーなマウンテンバイクを乗り回している。時代も変わったものだ。
感慨深ささえ感じる。
最高時速25kmは、原付バイクに乗っていた人にとっては、遅いかもしれない。
しかし、自転車生活者をずっと続けて来きた私にとっては異次元のスピードだ。
足が伸びる。どこまででも行きたくなる。
プノンペンに10年住んでいたけれど、わざわざ行くほどではない、ちょっと億劫な場所へでも行けるようになった。
足ができたわけだ。