行きたくない職場になりそう! 兵庫県知事選(齋藤元彦氏)のような人物が職場に戻って来たら。
兵庫県知事選でパワハラ疑惑の齋藤元彦氏が再選された。とても自分の心をざわつかせる。かつては組織体の中にいたのでなおさらだ。自分も過去にこのような経験を何度かしているので余計に心配だ。そして本音を言うと怒りを感じる。自分の心のうちを分析してみると、、、
まず1つ目は(齋藤元彦氏が)出直し選挙に出る図太さ
もう十分に反省したのであろうか? なぜ出直し選挙に出る気持ちになったのだろう? そこがとても不可解だ。もし本当に自分がやった過去の行動が間違ったものだと反省or認識しているならもっと期間を置いたであろう。 最低限世間が忘れる位の期間を自分の反省に向ける位の志しがあっても良いと思うのだが、、、
所詮、戻った所で注目(批判も含めて)されるの分かっているはず。この図太さが不可解だ。
2つ目はこの齋藤元彦氏と再度働くことになる兵庫県職員の人たちの気持ち
彼と一緒に仕事をすることになる職場の人たちの気持ち、そして今後が心配だ。おそらく彼が知事を降りた(降ろされた)時、一緒に働いていた人たちは安堵の気持ちでいっぱいだったはず。なのにもう戻ってくるのだ。どういう気持ちになるか? また嫌な日曜日の夜になるに違いない。
はたして一旦叩かれたからもう二度とパワハラはやらない? 自分の経験上簡単に人は変わらない。一度パワハラやった人間は同じ過ちを二度繰り返す。しかも彼の場合は反省期間が少ないのだ。想像しようにおそらく2回目のパワハラを起こすだろう。そしてその2回目のパワハラは表沙汰に出来ないような暗黙知的パワハラだ。
企業ではウェルビーイングなど言われているが、程遠い雰囲気の職場になるような気がする。
3つ目は反省すべき時間を自分の返り咲きのためのSNS戦略に割いていたのか?
SNSの使い方がきな臭い。SNS自体は今や企業がマーケティングに使っているツールでありそれ自体が悪いものとは思わない。SNSを通じて商品をPRしたり仲間を増やしたり、そしてデータを分析し売り上げを伸ばしたりしているのである、アメリカのトランプもやっている。
しかしどうだろう、今の社会のSNSによる影響度が大きい"ある部分"を活用していると感じないか? "ある部分"とは表層の部分で判断する層である。彼はそれ自体は否定しているが、コンサルタントかマーケターかその類の人たちの協力を得て戦略を練っていたのである。
SNSの活用自体を否定するのではないが、反省すべき時間を自分の当選のための戦略として考えていたとすると、この齋藤元彦氏の人間性に共感することができない。
真実を見る目の必要性
負けた相手側の稲村さんは、"何か違う相手"と闘うような…今までと違う雰囲気、感触だったと仰っていた。妙に納得する。そこの部分を自分なりに
解釈すると"違う相手とは"本当か嘘か分からないで応援している有権者の声を届けるSNS"に違いない。今やメディアの伝えることをほとんど真に信じなくなったご時世であるが、さらに難しくなりつつある。今の社会が簡単に
SNSの情報に振られるのは危険そのものである。
政治家にはSNSを票取りのツールに使って欲しくない。我々は真実を見る目を養う必要があると思う。自分は記事を読む、情報を得る時はなるべく記名入りの記事を読み、その人柄をなるべく記憶に留めたいとは思っている。無記名の記事ほど信用はないと感じている。
今後、彼(齋藤元彦氏)と一緒に仕事をすることになろう職場の雰囲気と職員さんたちのメンタルを祈るばかりである。
(終わり)