VTECの鼓動: ホンダCR-Xとの" 短かった思い出"(tips09)
ホンダのCR-Xは、VTECエンジンを搭載したスポーツカーで、多くの自動車愛好家にとって特別な存在です。私の経験も、この小さながらも力強い車との出会いから始まりました。ファミリーカーの安定感とは異なり、CR-Xは私に再びスポーツカーの魅力を思い出させてくれました。
出会い
CarBoy(カーボーイ)という雑誌の個人売買欄で見つけたこのCR-Xは、かつて走り屋さんの愛車でした。フロントやドアには修理が必要な箇所があり、ロールバーが取り付けられているなど、その本気度?を感じさせるものでした。試乗した際、エンジンのレスポンスの良さに心を奪われ、購入を決意しました。
走り屋さんの車
購入後は修理に苦労しましたが、修理を終えたCR-Xは、岡山にあるTIサーキットでの走行を楽しむための相棒となりました。サーキットでのスピンやタイヤバリアへの衝突は、今となっては良い思い出です。
しかし、子供も生まれ、家庭の事情から、CR-Xとのお別れを決意しました。再び雑誌を通じて新たなオーナーに譲ることになったのです。初めてのホンダ車であったCR-Xは、私にとって忘れられない思い出となりました。今でも時折その姿を見かけると、そのコンパクトさと過去の日々が懐かしく思い出されます。ただし、現在ではその価値が高騰しており、手に入れるのは容易ではありません。 びっくりしました…
CR-Xとの日々は、自動車との絆が人生に与える影響の大きさを教えてくれました。それは単なる移動手段以上のものであり、情熱、挑戦、そして思い出が詰まった存在です。CR-Xと過ごした時間は、私の人生の中で特別な章として刻まれています。
(終わり)
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