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正社員として働くということ
どうも、おなすです。
今回の記事は、正社員として働くことに対しての世間一般の反応や考え方を改めて洗い出し、その上で私、社会不適合者の目線から意見を述べる、といった内容になります。
まず初めに、正社員として働くということの世間一般的な反応や考え方を羅列してみましょう。
普通である、信用がある、安定している…
代表的なところで言うと、こんな感じでしょうか?
では、一つ一つ深堀していきましょう。
普通である。
これに関しては、まぁ、そうなんでしょう。
普通だからこそ、大多数が大学卒業後に何の疑問も抱かずに就活を行い、正社員として就職を決めるわけですね。
大学卒業後にフリーターになったり、個人事業主になったり、起業したり、無職を選んだりする人は極少数であるのは間違いないでしょう。
基本的には、エントリーシートを書き、SPIを学習し、面接の練習を重ね、リクルートスーツに身を纏い、就活に挑む、こんな流れでしょうか?(私は実際に就活をしたことがないので良く分かりませんが)
逆に、フリーターを目指したり、個人で事業を営んだり、起業したり、無職を選ぶ人を周りで見たことはありませんでした。(私の場合)
大学側も当たり前の様に就職する為の準備を学生に促しますよね。
就職ガイダンスやら、企業説明会やら…(これもまた未経験の為、どんなことをするのかは不明)
自己紹介をする際も、仕事は○○です、の様な言い方をしますし、外へ出て道を歩けば、そこらにいる人の大半が正社員だと思います。
逆に、自己紹介で無職です、なんて言った際には懐疑的な目を向けてくる人もいますよね。
正社員でないのは何か問題があるからだ、みたいな。
私は無職時代、無職であることに誇りを持っていましたが笑
これに関して個人的な意見を述べると、まず、普通って何?常識って誰が決めたの?ってなるわけです。
そもそも、普通であることに良い意味はあるのでしょうか?
普通であるということは、言い換えれば、突出したものがない、ってことになりませんか?
確かに大多数が普通であるからこそイメージの共有が容易くなり、協調し易くなるのかもしれません。
ですが、それが発揮されるのはグループの一員としての場面だけであり、木で例えるなら、ただの枝の一本に過ぎず、代わりなんていくらでもいる状態の様に感じます。
まるで、バーゲンセール品の一つです。
普通でないからこそ他人とは違う視点で物事を捉え、違う成果を出すことが出来る。
そんな風に私は思います。
仮に、私が無理に周りに合わせようと努力したとします。
しかし、上手くいくはずがありませんし、いったとしても周りより劣ることは明白です。
何故なら、普通に行動しようと努力した私は、最初から普通に行動出来る人と競争や共同をし成果を出さなければならないからです。
最初からハンデを負った状態で勝負している様なものです。
ですので、普通に生きることが難しい人は普通になろうとせず、個性を生かしていくことが重要なのでは、と思います。
ここで、とことん普通から逸脱する覚悟が持てれば尚良しでしょう。
何故なら、他人との比較に苦しむことがなくなり、オンリーワンの人物になれるからです。
ここまで来れば他人からの懐疑的な目も気にならなくなり、自分自身の行動に自信が持てるはずです。
結局のところ、私たち社会不適合者が苦しむ理由は、無理に普通になろうとするからであり、良い意味で自分自身が普通でないことを自覚し、その上で行動出来れば、苦しまずに生きていくことが出来るのではないか、と思います。
信用がある。
まぁ、これに関しても間違いないでしょう。
正社員であればクレジットカードの審査も通りやすくなりますし、ローンも組みやすくなります。
つまり、多額の買い物をする際に有利になる傾向があります。
また、警察に職務質問をされた際に、怪しまれずに済む可能性が高くなりそうです。
警察は、フリーターや無職よりも正社員を信用しそうですしね。(完全な私の偏見ですが)
そして、当然ですが転職にも有利です。
フリーターや無職から正社員になるよりは、正社員から転職する方が簡単なのは容易に想像出来ますよね。
これに関して個人的な意見を述べると、仕方ないかな、とは思います、
大多数とは異なる生き方なので、偏見の眼差しは避けられないでしょう。
ですが、逆にその生き方に誇りを持つべきだと思います。
何故なら、大多数が経験することのない人生を歩んでいる為、他人とは違った知見や能力を身に付け、差を付けることが可能だからです。
それに、もしクレジットカードが本当に必要になった場合、一瞬だけ正社員になり、カードが発行され次第辞めれば良いわけですし、お金を使わなくとも幸せを感じる趣味や生き方があれば何の問題もないでしょう。
また、警察や他人にどう思われようとも、自分の生き方に誇りを持ってさえいれば、周りの目は気にならなくなると思いますし、気にするだけ時間の無駄であることに気が付きます。
何故なら、その人たちは自分の人生に毛ほども影響も及ぼさないからです。
そして、転職に関しては、正社員でない時点で無縁の世界になりますので、この点は問題ないでしょう。
総括すると、自分がどう生き、どうなりたいか、この点にフォーカスして生きる目的を定めていれば、信用があろうがなかろうが関係なく生活していける様に感じます。
安定している。
これは確実でしょう。
多寡にかかわらず一定の収入が毎月の給料として支給されますし、老後の厚生年金の受給額も多くなります。(正直これが一番の悩みの種)
収入が安定してるのでライフプランも設計しやすいでしょうし、パートナー選びも苦にはならないはずです。(フリーターや無職と比べての話)
女性ならまだしも男性がフリーターや無職であれば、パートナーの選択肢として外れる確率が高くなるのは容易に想像出来ますね。
また、リストラの可能性も低く、福利厚生が充実しています。(終身雇用制度は既に崩壊しつつあるので、今後はどうなるか不明だが)
これに関して個人的な意見を述べると、当たり前かな、と思います。
大多数が通る道なので不安定なわけがありません。
大多数に都合が良くなるのは至極当然でしょう。
ただ、収入に関して言いますと、お金を使わなくとも楽しめ、幸せを感じる術を身に付けさえすれば、多くの収入は不必要になります。
周りと比較せず、自分だけの趣味を持ち、極めていく、そんな生き方が出来れば問題なしです。
そして、私たち社会不適合者が正社員の方々より遥かに多く持っているもの、それは自由な時間です。(労働による拘束時間がない、もしくは短い為)
持ち時間は皆平等であり、どんな大富豪であってもそれに変わりはありません。
正社員ではない我々は、このアドバンテージを上手く生かすことで、幸せを感じ生きていくことが可能です。
趣味に没頭したり、事業を始めたり、可能性は無限大です。
また、老後に不安があれば、NISAやiDeCo、投資信託等でコツコツと資産運用すれば良いだけの話です。
もし、パートナーを望むのならば、お互いの価値観が一致した人を選択すれば良いのです。
現在ですとマッチングアプリがあるので、しっかりと条件を絞り込めば的外れな恋愛は避けられます。
そして、既に終身雇用制度は崩壊しつつありますし、今後は更にその傾向が強まっていく気がします。
また、今後は個人で稼ぐ時代とも言われていますしね。
結局、安定とは多大な時間というリソースを割いて得られるものであり、そこに幸せを感じることが出来なければ、お金よりも貴重な時間をただ失うことになります。
自分が本当にやりたいことや趣味があるならば、それに没頭し時間を割くことが一番の幸せだと思うのです。
ここまで私なりの見解を独断と偏見で述べてきました。
色々、意見や反論はあると思いますが、時間が最も価値のあるリソースだというのは共通認識だと思っています。(多分)
その時間の使い方で人生はいかようにも変えられると思いますし、挽回することさえ可能だと考えています。
ですので、その時間を最大限活用してみてはいかがでしょうか?
以上、正社員として働くことについての私の見解でした。
それではまた次回。